3.Microsoft AzureでWordPressを構築!(.user.iniでアップロード上限設定の変更編)

こんにちは!cloud.configウェブマスターです。

前回の記事では、Microsoft Azure webサイト上でWordpressのインストールまでの流れをご紹介しました。

→2.WordPressインストール編はこちら

→1.Microsoftアカウント登録編はこちら

今回は、ノンプログラマには少しハードルが高い内容となりますが、

「Microsoft Azure webサイトでWordpressのアップロードファイルの上限数を変更する設定方法」

をご紹介いたします。


「phpinfo.php」と「.user.ini」ファイルで確認および変更する設定方法

前回、既にWordPressをMicrosoft Azure上へのインストールは完了しているため、

本格的にサイト構築ができる環境は整っています。

ちなみに、「Wordpress」はPHPで開発されており、データ管理システムとして、Windows AzureのMySQLは、

ClearDBというサードパーティサービスを利用しています。

実は、Wordpressでの「テーマファイルのインストール」や「データのインポート」を行う際、

PHPのアップロードファイルの上限オーバーのため、アップロードできないというエラーが出る場合があります。

そこでまず、Microsoft Azureに設定したWordpressのPHPの規定構成がどのような設定になっているかを知りましょう。

PHP‘規定構成を知るためには、PHPの設定に関する情報を出力できる「phpinfo()」を呼び出すファイルを作成し、

wwwroot直下にファイルを配置することで、確認ができます。


■phpinfo.phpファイルを作成する

テキストエディタを開いて、下記のコードを入力したファイルを「phpinfo.php」という名前で保存してください。

<?php
phpinfo();
?>

■phpinfo.phpファイルをFTPでアップロードする

FTPソフトでMicrosoft Azure上に接続し、作成した「phpinfo.php」ファイルを、site/wwwroot/直下に

アップロードしましょう。

20140310-2

「phpinfo.php」 内に記述した「phpinfo()」は、PHP設定情報を確認することができるスクリプトです。

ファイル設定が終わったら、実際にPHPの構成がどのようになっているのか、ブラウザ上で確認してみましょう。


■phpinfo.phpファイルをブラウザ上で確認する

ブラウザ上で下記のURLを入力し、「phpinfo.php」を呼び出してみましょう。

任意のサブドメイン.azurewebsites.net/phpinfo.php

※独自ドメインの場合はroot直下に/phpinfo.phpと入力してください。

ブラウザ上で下記のようなPHPの構成ファイルが表示されます。

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ファイルを確認すると、PHPの様々な各構成の設定状況が把握できます。

PHPのアップロードのファイルサイズ制限を変更するために今回は、「.user.ini」ファイルを使った

「post_max_size」「upload_max_filesize」の上限変更方法をご紹介いたします。


■.user.iniファイルの作成

PHPの構成を変更する設定ファイルとして、「php.ini」ファイルがあるのですが、

Microsoft Azure Webサイトではの仕様上、

ユーザー側では簡単には「php.iniファイルを見たり、変更することができないようです。

(記事の最下部に、管理ポータル上からphp.iniファイルの設定変更ができる記事をご紹介してます↓)

ですので、PHP環境の各ディレクトリ単位でPHPの実行時設定できる「.user.ini」ファイルを、FTPにてWordpressを

インストールしたrootディレクトリに配置する、比較的簡単な方法で

WordPressでのアップロード上限を変更したいと思います。

先ほど配置した「phpinfo.php」を確認すると、

「post_max_sizeが8M」、「upload_max_filesizeが2M 」となっていました。

このままでは大きなファイルがアップロードできないため、「php.ini」で設定する同構文にて変更したい

構成項目と、変更数値を記述した「.user.ini」ファイルを作成します。

post_max_size = 20M
upload_max_filesize = 30M

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上記の内容を記載したファイルを作成し、「.user.ini」と名前を付けて保存します。

作成した「.user.ini」ファイルをFTPにてwwwroot/直下にアップロードします。

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FTPツールで、wwwroot直下に「.user.ini」ファイルをアップロードしました!

では、実際に、PHPの上限設定が変更になったか、確認してみましょう。


■phpinfo.phpで設定が変更になったか確認

先ほど作成した「phpinfo.php」ファイルで、設定が変更されたか確認してみましょう。

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左側の欄を見ると「.user.ini」で設定した数値に変更されました!

Microsoft Azure WebサイトでのPHPの設定は、「.user.ini」 で行い、「phpinfo.php」 で設定の反映を確認できます。

phpinfo.php では、PHPのバージョンやその他様々な設定情報をみることができます。


■最後にphpinfo.phpファイル削除を忘れずに!

「phpinfo.php」では様々な設定情報が把握できます。

しかしもし、このURLにあるファイルの存在を知ってしまえば、いつでもだれでもサーバーの情報が

見れてしまうという環境となるため、セキュリティ上よろしくありません。

ですので、PHPの設定をチェックしたいときだけ「phpinfo.php」を活用する方が良いので、

FTP上でファイル名を「phpinfo.php.txt」など、別ファイル名に変更してしまうか、

一度サーバー上から削除して、見たいときだけFTPにてローカルファイルをアップロードするようにしましょう。

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■参考文献

今回のブログ記事は、下記の記事を参考にご紹介させていだきました。

また、「.user.ini」ではなく、「php.ini」でPHPの構成変更する方法の紹介記事もありましたのでご紹介いたします。

次回は、「Microsoft Azure WebサイトのFTP接続する流れ」をご紹介したいと思います。

(正直のところ、ご紹介する順番が本記事と入れ替えた方が良かったかも・・と反省。)

ではまた次回!