オンプレ野郎、クラウド始めたってたよ   ~クラウドオンボーディング編~
2019-06-14
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こんばんは、FIXER Marketing & Sales Divisionの荒井です。
この記事では、私がオンプレSIerからクラウドベンチャーに転身した体験談から
どんな思いでクラウドを始め、どうやってクラウドを学んだのか、クラウドへ挑戦する中で気づいたノウハウや苦労話をご紹介します。

現在オンプレミスのインフラを担当している人、これからクラウドを始めようと思っている人、クラウド人材の育成に興味がある人に向けて、私の体験がお役にたてば幸いです。

はじめに_

私は自社ハードウェアを有するメーカー系SIerに所属し、ミッションクリティカルなシステムの開発から運用保守をインフラ担当として担務しておりました。業務、アプリケーションエンジニアと連携し、メンバー一丸となってお客様に満足いただけるシステムを提供しておりました。物事が上手く進められた裏で私は実はモヤモヤを抱えていました。そのモヤモヤとは遊休リソースの問題です。

遊休リソースが招く悪癖_

オンプレミスでは業務のピークをベースに性能サイジングを行います。オフピークをベースにサイジングしたら性能不足が目に見えますから当然ですよね。しかし、このサイジングではオフピーク時の遊休リソースを許容しなくてはなりません。運用保守でインフラ担当された方なら、一度はお客様から「この利用状況は目に余るね。過剰投資だったんじゃないの?」なんて言葉をもらう機会もあったのではないでしょうか。

「性能サイジングはピークタイムをベースしているのだから仕方ないじゃないか!!私だって変えられるなら変えたいさ!」
※言葉にして言っていません、あくまで心の声です。

全力で開発にあたれど運用保守では 幾度も同様なお言葉を頂戴する為、いつしか言われることに慣れ、淡々とこなす悪癖が生まれていきました…

クラウドを始めた理由_

三十路を向かえ、ちょっぴり真剣に未来を考えたある日、ふと「誰の為にこのシステムをサイジングしているだっけ」と唐突に考え始めました。そして
「お客様が全幅で満足のいくシステムを作りたい」
「錆びた自分自身をリビルドしたい」
そんな思いを持ち始め、勇気をもってクラウドの世界へ飛び込みました。

10年来インフラ構築サービスを経験したこともあり、そこそこの自信をもって転身しましたが、メーカーのプロダクトに関する知見や、オンプレ発想の思想がクラウドには全く通用せず、入社直後に瀕死の重傷を負いました。父さん、ピンチです!

クラウドの救世主、ご来臨_

独学で勉強し始めたものの圧倒的な情報量にどこから手を付けてよいのか、焦燥感をかられていたある日、救世主に巡り合いました。

そう「cloud.config Boot Camp」※です。

※cloud.config Boot Campとは
・アワード多数受賞のAzureトップベンダーであるFIXERが
  蓄積したノウハウがを凝縮されたトレーニングプログラム
・evangelist達による超わかりやすい技術解説
・日々進化するAzureのアップデートを反映
  常に最新の技術情報をご提供しておりニッチな技術領域もカバー

https://boot-camp.cloud-config.jp/

FIXERでは、新入社員・中途入社社員向けにオンボーディングプログラムとして、教育サービス「cloud.config Boot Camp」を受講できる制度がありました。cloud.config Boot Campのおかげで

・Azureのコンセプト、サービス群、他パブリッククラウドとの違いを理解
・クラウドデザインパターンの理解とハンズオンを通じた効果の実感
・クラウドならではのサブスクリプション、コスト、システム管理、
 SR発行に至るまで実践的なオペレーションを理解

ができました。これらを独学で頑張っていたらと想像するとゾッとします。ましてや初めてのクラウドなら尚更です。
これからクラウドを始めようと思っている人!クラウド人材の育成を検討されている人!一人で悩まず、まずはプロフェッショナルに相談してみましょう!
2019年6月17日(月) にcloud.config Boot Campも含めたトレーニングプログラムのカリキュラムのご紹介セミナーを開催予定です。ぜひお立ち寄りください。

セミナーのご案内_

https://fixer-cloudconfig.connpass.com/event/135001/

駄文にも関わらず最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。