マイクロソフトのTAMさん日和 第6話:ツールを使って自動リスクアセスメント!
2019-07-31
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ついに夏がやってきましたが、皆さん、夏バテは大丈夫そうですか? (これぞプロアクティブな心配)

ちなみに私は先日の夕食時にうどん半玉でおなか一杯になってしまったので、そろそろ来たのでは……? と予兆を感じました(お肉とオクラとほうれん草が山盛りに入っていましたがあれは空気みたいなもので炭水化物じゃないのでノーカンでしょう)。

夏バテを防ぐためには自分の体調をよく知っておかなければなりませんが、企業で使っているシステムも同じです。異常が起きないよう、定期的によく調べる必要がありますね。

そんなわけで今回はマイクロソフトのプレミアサポートに含まれているプロアクティブチームによる「リスクアセスメントプログラム」について張り切ってレポートしていきましょう!

先週高らかにRAPでラップしたのですが、すみません、ミスリードでした。RAP(Risk Assessment Programの略称)が障害を未然に防ぐために行われる定期的なシステム環境の診断であることは間違いないのですが、実はこちらのプログラム、去年サービスの形も名前も変えています。新生RAPはOn-Demand Assessment、通称ODAとなっているのです!

現在のサービスはRAPではなくODA

何故RAPはODAになったのか。この質問の答えはクラウドにあります。

そもそもプレミアサポートのリスクアセスメントプログラムはオンプレ時代からありました。その頃はエンジニアがお客様のオフィスへ直接出向いたり、お客様のシステムにツールを入れてもらったりしてコツコツと診断し、その結果を後日スライドでレポート、という形が取られていました。現地ならではのトラブルシューティングというものがよくあったそうですよ。

しかしクラウドの時代が始まると、少しずつアセスメントプログラムの方もクラウド化が始まりました。そしてそれが100%クラウド化に到達した時、RAPはODAへと進化したのです……!

ODAを使ったリスクアセスメントの最大の特徴は「ツールを使って自動で診断」ができるところです。その特性を活かし、アセスメントし放題というユニファイドプランなるものもあるらしいですよ!

マイクロソフトの製品を使わないパートの診断もお任せ!

またシステムの診断以外のアセスメントだってプレミアサポートではできてしまいます。「セキュリティリスクアセスメント」や「システム運用リスクアセスメント」は、マイクロソフトの製品を一切使わないパートの診断で、カウンセリングという形で運用の安定化を図ります。私にも嬉しい「ノンテク」な部分のカウンセリングなんですね。

マイクロソフトのプレミアサポートを行っているチームには当たり前ですが様々なデータやノウハウが蓄えられています。マイクロソフトとして、自社製品を開発した自分たちだからこそわかる「ベストプラクティス」がそこにはあるのです!

餅は餅屋に、酒は酒屋に、茶は茶屋に!

開発した側が意図した使い方をしてもらえれば運用している側にもたくさんのメリットがあるはず! この「ベストプラクティス」から離れてしまっていますよー! というアラートが、RAPやODAのアセスメントの正体であり、どうすれば「ベストプラクティス」になるのかという修復プランの選定こそがアセスメント結果のレポートとなるのです。

まとめ

オンプレからクラウドに移り変わっていくように、時代の流れと共にシステムや運用の仕方というのは変化します。同じ製品を使っていてもアップデートなどもありますから、ベストプラクティスは当然は変わっていきますね。

そんな時、プレミアサポートはお客様が安定して自分たちのビジネスを最適化できるよう、定期的にアセスメントを行い、必要なことが全て行われているか、危ないところはないかを確認しながらしっかりとサポートしていくのです。頼りになりますね!

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