Amazon Web Services（AWS）の東京リージョン（AP-NORTHEAST-1 Region）で大規模な障害が発生中です。

障害はElastic Cloud ComputingとRelational Database Serviceの２点で起きているようです。

それぞれの詳細は以下：

• インスタンス障害
• EBSボリュームのパフォーマンス低下
• エラー発生率増加
• 待ち時間増加

（障害の原因を特定。現在影響を受けたインスタンスとEBSボリュームのリカバリー中。8/23 17:00現在）

• インスタンス障害

（障害の原因を特定。現在影響を受けたインスタンスのリカバリー中。8/23 17:00現在 ）

障害の影響

Twitter上では「AWS障害」がトレンド1位を記録するほど、様々なところで影響を及ぼしています。

一番影響が大きいものとしては「PayPay」で支払い・チャージができなくなっていることでしょうか。

ソーシャルゲームで影響を受けたものは「パズル＆ドラゴンズ」、「アズールレーン」、「アイドルマスター」、「メイプルストーリーM」を含み、複数あるようです。他のゲームも確認したい方はこちら。

こんなものまで⁈　と驚くものに、ドコモの自転車シェアサービスがあります。障害発生前に借りて出かけたところ、障害が発生して鍵が開かなくなり、動けなくなってしまっている人がいるようです。

こういう障害が起きた時のために冗長化が重要になってきます。当社のクラウドフルマネージドサービス「cloud.config」は複数のリージョンで分割して影響を軽減する対策を行っていますが、常日頃からしっかり対策を取っておきたいですね。

Amazonとは関係ないのですが、アマゾン熱帯雨林の方も現在火災が起きています。アマゾン熱帯雨林は地球上の酸素の20％を作っているともいわれ、また、医療品の原料となる植物の大半が採取される場所でもあります。

Amazonとアマゾン。同じ名前を持つ２つの存在がもたらす影響の大きさは、こういう時に思い知らされますね。一体ここからどうなるのか、吉報を待ちましょう。