古書店街にまでキャッシュレスの波! 【神田古本まつり2019】
2019-11-12
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好きな本は明治43~45年頃の少女雑誌(特に『少女の友』)! マーケティングチームの奥山です。

10月25日から11月4日まで神田神保町の靖国通りで年に一度の古書店大セールが行われていたので、社内の本好きたちとパーティーを組んでクエストしてきました。

私以外全員神保町が初めてというパーティーに、事前に伝えるインプットはただ一つ。

「神保町はカレーが美味しい」

これだけ知っていればもう大丈夫! ヒアウィーゴー!

とりあえず靖国通りの端っこから一軒ずつ攻め進めていき、二時間ばっかし経った頃。

「お腹が空いてきましたね」とIT企業特有の育ちざかりな若手ばかりで組まれたパーティーは空腹を訴えて古書クエストを一時休止に追い込まれました。エナジーを補給しなければにっちもさっちもいかないぞ、とカレー屋を求めて神保町マップを開くと――。

「神田カレーグランプリやってますね」

気付いたのは流石当ブログサイトのトップブロガーだ、ラッパー・佐藤! (最近このあだ名に不満げなので、「サトサト」とブログニックネームを改名します)

「じゃあ行こう」と先導するものの、知る人ぞ知る方向音痴な奥山。背後から疑いのまなざしを向けられながらもどうにかカレーグランプリの会場へ到着すると、入り口で事前注文ができるキャッシュレスアプリのパンフレットを頂きました。おっと、こんなところまでキャッシュレスの波が⁈

このアプリについてはサトサトが記事にしてくれたので割愛。こちらをご覧あれ!

会場で各人2種類ほどカレーを満喫し、お腹も心もいっぱいになったところで再び古書を求めて道へ繰り出しました!

先ほどランチのために足を止めた場所が実はメインブースなんだぁ! とまたそこからクエストをContinue。

ここで、「あれ? 今年は雑誌少なくない……?」と静かに(当社比)しょげる奥山(いつもはこのスペースに大量の雑誌がある)。

しかしそんな古雑誌ハンターの胸を高鳴らせるものが視界に突然入ってきました。

古書から匂い立つ時の刻みと先人たちの知識欲の崇高な香りに酔いしれる中、ふと現代日本に引き戻す赤いロゴ。

え? PayPay? ここは神保町だぞ?

時代の波が歴史の町に押し寄せている事実に衝撃を覚え、とりあえず記念写真をパシャリ。

流石メイン書店。やることが違うねぇ、と思いながらもそこではいい出会いがなかったので靖国通りを引き続き突き進みます。

時間にして数十分後、直線距離にして恐らく百メートル程度進んだところで昭和のおもちゃや付録を売っているお店に辿り着きました。

そこで見つけたお宝とは……?

前回の東京オリンピック時のスティッカー! 中華民国と西ドイツを発見して、歴史の変化を目の当たりに!

「メルカリで売りますか」

すぐに黒いことを言うのは可愛い後輩、サトサトです。売れそうなものを探してスティッカーが入ったボウルをガサゴソガサゴソ。

探し当てた金の卵を手に二人でレジに行くと、なんと感動の再会が!

PayPay! また会ったな!

え? ここまでPayPayにPayPayされたらIT企業に勤めている人間の性としてやってみるしかないのでは?

「PayPayで」

ドヤ顔で携帯を見せると、店員さんが少し慌てながら店長にPayPayの使い方を確認していました。もしやこの反応、私が初PayPay?

内心喜びつつQRコードを読み込んで会計終了。しっかり書店の名前が表記された決済終了画面が表示されました。

キャッシュレスサービスが溢れている最近の都内で、ここまでキャッシュレス決済に感動を覚えたことはありません。だって、あの、神保町だよ⁈

時計の進みを止めて、セピア色の中で呼吸をしているような神保町の住人。よくよく考えてみれば知識欲の塊でもある彼らが最新知識に飛びつくのも当たり前なのではないでしょうか。

そんな感動に思いを馳せ、スティッカーをしおり代わりに読む明治十年の代数学の教科書の面白さといったら、今年の秋も夜は長くなりそうです……。