AZ103 試験対策 ブログ [2020/09/09更新]
2020-01-08
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こんにちは。 年末年始に暴飲暴食を繰り返し、 無事にわがままボディを獲得した Business Incubation の荒井です。

2019年は苦学力行しながらAZ試験に挑戦した半生(5カ月)をブログで綴ってきました。おかげ様で無事にSolutions Architect Expert認定を頂くことができました。2020年は応援してくれた方々への恩返しに試験対策を中心に綴り、より多くの方がAZ認定を受けられるような応援ブログを書いていきたいと思います。本ブログがみなさんの学習に役立つと幸いです。

(2020/08/03追記)
AZ-103を合格された方のために、AZ-103の上位認定試験であるAZ-300試験対策ブログを書きました。よろしければどうぞ。

(2020/09/09追記)
AZ-103試験提供は、2020年8月31日まで!ということで、ラストスパートを頑張った皆さん、試験お疲れ様でした。弊社でも最終日は駆け込み受験者が一定量いて、無事合格できた方が多く良かったです。試験会場がAZ受験者一色になるって、なんか面白いですね。
9月以降は、後続試験のAZ-104がメインストリームになります。今後も最新動向はウォッチしていきたいと思いますので、引き続き試験対策ブログをご活用いただければ幸いです。

 

AZ103概要は既にご存じで試験対策をすぐに見たい方は「AZ-103 試験対策」からどうぞ。

AZ-103:Microsoft Azure Administrator概要

出典: Azure training & certifications - Azure certifications

マイクロソフトは現在、ロール(役割)別に認定資格を用意しており、 開発者向け、管理者向け、ソリューションアーキテクト向けなど、各ロールに適した試験を用意し、それぞれの領域のプロフェッショナル認定をわかりやすく整理しています。

AZ-103はどこの位置付けになるのか。その名の通り、管理者向けの試験です。AZ103では、Azureのインフラストラクチャ サービス全体の理解とAzure Portal などの管理ツールと管理操作(ソリューションの実装、監視、保守)の理解を試される試験になっています。

 

以下は AZ-103試験の基本情報です。

受験資格内容
試験時間150分
問題数約40~60問程度
合格点700 点(1000 点満点)
試験形式筆記/実技

 

 

 

AZ-103へ挑む前にやるべきこと

AZ-103試験は、必要な資格等なく誰でも受けられる試験ですが、いきなりAZ-103合格を目指さず、まずは Microsoft Azure Fundamentals のAZ-900の学習を進め、クラウド及びAzureに関する基礎知識を身につけましょう。

前回ブログで記載していますがAZ-900は、AZ-103と出題範囲が重なる部分(以下参照)があります。AZ-900を学ぶことでAZ-103合格に一歩近づくことになります。”急がば回れ”ですね。

試験範囲のイメージ図

AZ-900試験対策
日経xTECHラーニング - Azure資格試験対策[クラウドの基礎]
日本マイクロソフト株式会社 - Azure クラウド基礎講座(AZ-900受験バウチャー付き)[開催:東京、大阪]

AZ-900でクラウド基礎を身に着けた後は、間を開けずにAZ-103の学習を進めることをおすすめします。Azureはもの凄いスピードで進化しております。Azureの進化と合わせてAZ-103試験も、もの凄いスピードで進化しています。間を開けすぎると出題範囲や試験形式が変わる可能性が十分あります。学習濃度を高め短期学習で進めましょう。

 

 

AZ-103 試験形式

大きく分けると試験は筆記/実技形式で出題されます。

まずは筆記試験の基本情報です。

筆記試験内容
選択問題(2択)問題に対する提案が問題解決に至っているか問われる
2択問題。2択問題は連続出題されます。
問題は共通で提案が異なる形で正誤を解答するイメージです
選択問題(4択)問題を読んで適切な回答を4択から正解を選ぶ形式の問題。
並べ替え問題を解決する為に与えられた選択肢を正しい順番に
並び替える問題。
3つ~6つ程度ある選択肢から正しい順番で並び替えをします
穴埋め穴埋めになった文章やソースコードに正しい選択肢を
埋めていく問題です。
3つ~6つ程度ある選択肢から正解を埋めていきます。
シナリオストーリー仕立ての問題。お客様の要件や現在の構成などを
理解し、問題を解決する為に何が適切か選択する問題です。

 

実技試験は、まずAzure Portalログインから始まります。 ここでおそらく全員躓くのが、USキーボードでの入力です。” @ ”や” = ”を入力キー捜しで時間を費やさないよう事前にUSキーボードの配置を確認しておきましょう。検索すれば情報がすぐでてきます。参考サイトを見てから臨みましょう。
Azure Portalログイン時に表示されるIDとパスワードはリンクになっており、触ると入力欄に転記してくれるらしいです。これで時間節約になりますね。

 

では、次に実技試験の基本情報です。

実技試験内容
新規のリソース作成Azure Portalにて新規リソースを作成する問題です。
単純に1リソースを作成し完了する問題もあれば複数の
リソースの作成と設定が要求される問題などがあります
既存リソースの変更Azure Portalにあるリソースグループの既存リソースに
対して変更を加える問題です。

巷では「AZ-103では実技が無かっ…ゴフォッゴフォン」のような都市伝説を耳にします。信じるかどうかはあなた次第です!個人的には実技領域も押さえて受験してほしいです。

 

 

以上が AZ-103の概要と試験形式の説明となります。

 

 

AZ-103 試験対策

AZ103試験対策ブログでは、公式サイトのAZ-103のスキルの評価を基に参考になる技術情報を取り纏め学習コンテンツ的なものにできればと思っております。範囲も広い為、技術情報の掲載はスモールスタートで始めさせていただき、情報は順次updateしていきます。

AZ-103 スキルの評価
Azure サブスクリプションおよびリソースを管理する(15-20%)
ストレージの作成と管理(15-20%)
仮想マシン(VM)の展開と管理(15-20%)
仮想ネットワークの設定と管理 (30-35%)
ID の管理(15-20%)

出典:Microsoft Learning - 試験 AZ-103:Microsoft Azure Administrator - スキルの評価

各項目別の出題比率は、意識して覚えておきましょう。仮想ネットワークの設定と管理は全体の3割弱を占めており、ここ落とすと合格から遠のきます。 仮想ネットワークの設定と管理 は、確実に押さえてから受験をしましょう。

では、本題に入ります。スキル別に推し部分は★の数で表現させていただきました。★が多いほど重点的に学習いただきたい部分になります。
※個人的な主観で重み付けしている為、あくまで参考としてご覧ください。

 

 

Azure サブスクリプションとリソースの管理

Azure サブスクリプションを管理する  [ ★ ★ ★ ] 
 ・管理者権限を割り当てる
 ・コストセンタークォートとタグ付けを設定する
 ・Azure サブスクリプションレベルで Azure サブスクリプションポリシーを設定する

参考情報
Azure Advisorを使用してサービスコストを削減する
Azure コスト管理のドキュメント

リソース使用率および消費量を分析する   [ ★ ★ ☆ ]
 ・リソースの統計設定を構成する
 ・リソースのベースラインを作成する
 ・アラートの作成、停止
 ・サブスクリプション全体のアラートを分析する
 ・サブスクリプション全体のメトリクスを分析する
 ・アクショングループを作成する
 ・未使用のリソースを監視する
 ・使用済み監視
 ・使用済みについてのレポート
 ・ログ検索クエリ機能を活用する
 ・ログ分析のアラートを見る
 ・リソースグループを管理する
 ・リソースグループのAzure ポリシーを使用する
 ・リソースロックを設定する
 ・リソースポリシーを設定する
 ・監査要件を特定する
 ・リソースグループにタグ付けを実装しセットする
 ・リソースグループ全般からリソースを外す
 ・リソースグループを削除する
 ・管理済みロールベースアクセスコントロール (RBAC)
 ・カスタムロールの作成
 ・ロールのアサインによる Azure リソースへのアクセスの設定
 ・Azureへの管理アクセス設定、RBACのトラブルシューティング、RBACポリシーの実装、RBACロールの割り当て

参考情報
コスト分析を使用してコストを調査および分析する
[補足] コスト分析では、タグによるフィルタや表示されたコストレポートがエクスポートできます。便利ですよね。コスト分析、フィルタ、エクスポートの手順は押さえておきましょう。
タグを使用した Azure リソースの整理と課金
[補足] タグはリソースに割当し、正しくコスト管理できるようにしましょう。リソースグループにタグを割当してもリソースグループに属するリソースには継承されないので注意が必要です。
Cloudyn を使用してコストを管理する
リソースのロックによる予期せぬ変更の防止
Azure Policy とは

 

ストレージの作成と管理

ストレージ アカウントの作成および構成   [ ★ ★ ☆ ]
 ・ストレージアカウントへのネットワークアクセスを設定する
 ・ストレージ アカウントの作成および構成
 ・共有アクセスシグネチャを生成
 ・Azure Storage Explorer をインストールし使用する
 ・アクセスキーを管理する
 ・ログ分析を使用してアクティビティログを監視
 ・Azure ストレージレプリケーションを実装する

参考情報
ストレージアカウントの作成
Azure Storage ファイアウォールおよび仮想ネットワークを構成する
[補足] 便利なファイアウォールですが、[信頼された Microsoft サービスを許可] 設定を無効にすると、Azure Backupなどからアクセス不可になるので、注意しましょう。
Azure Blob Storage: ホット、クール、アーカイブ ストレージ層
Shared Access Signatures (SAS) を使用して Azure Storage リソースへの制限付きアクセスを許可する
[補足] ストレージへのアクセスをセキュアにできるSAS。参照可能にする期間や、読み込み、書き込み、削除などの操作も制御可能です。
Storage Explorer の概要

データを Azure にインポートおよびエクスポートする [ ★ ★ ☆ ]
 ・Azure ジョブからのエクスポートを作成する
 ・Azure ジョブからのインポートを作成する
 ・Azure Data Boxの使用
 ・Azure Blob Storage の設定と使用
 ・Azure コンテンツデリバリーネットワーク (CDN) エンドポイントを設定する

参考情報
Azure Import/Export サービスとは
Azure 上のコンテンツ配信ネットワークとは
[補足] 頻繁に内容が更新されないコンテンツなら、CDNでキャッシュして鬼レスポンスを目指しましょう。動画のキャッシュならCDN積極利用しましょう。

Azure ファイルの設定 [ ★ ★ ☆ ]
 ・Azure ファイル共有を作成する
 ・Azure File Sync サービスを作成する
 ・Azure 同期グループを作成する
 ・Azure File Sync のトラブルシューティング

参考情報
Azure Files に関する問題のトラブルシューティング
[補足] Azure FilesはSMB通信で445portを利用します。ポート閉塞による通信不通は、よくあるトラブルなので注意しましょう。疎通確認用のツール提供もあります、よかったら使ってみてくださいね。
Azure Files のデプロイ方法
[補足] 難しいことではありませんが、作成過程で表示されるプロパティにどんなものがあるか把握しておくとよいと思います。
Azure File Sync のデプロイ
[補足] File Sync利用までにどんなタスクを行うのか、流れを押さえましょう。

Azure バックアップの実装  [ ★ ★ ★ ]
 ・バックアップレポートを設定および確認する
 ・バックアップ操作を実行する
 ・Recovery Services Vault の作成
 ・バックアップポリシーを作成し設定する
 ・リストア操作を実行する

参考情報
Azure Backup Recovery Services コンテナーを削除する
[補足] 一度使えば誰しも経験するので、詳細説明はいりませんがコンテナ削除のコツ(論理削除)とかは一回体験しておくとよいと思います。
VM の設定から Azure VM をバックアップする

[補足] Azure Backupブレードだけじゃない。VMのブレードからもAzure Backupの呼び出しと設定ができちゃいます。よく使う機能がVMのブレードに集約されていると便利ですよね。

 

 

仮想マシン (VM) のデプロイと管理

Windows および Linux 用の VM の作成と構成  [ ★ ★ ★ ]
 ・高可用性の設定
 ・監視、ネットワーキング、ストレージ、仮想マシンサイズの設定
 ・スケールセットをデプロイし設定する

参考情報
Azure Storage の冗長性
[補足] LRS | ZRS | GRS | RA-GRS がよく見る冗長性ですよね。
左から右に行くにつれてコストは高まります。
左から右に行くにつれて冗長性も高まります。
リージョン跨ぎで冗長性を持たせたいならGRS以上が必要です。

仮想マシン スケール セットとは
自動スケールのベスト プラクティス
[補足] メトリック(CPUとか)の閾値を設けて、自動でスケールしてくれるのは素敵ですよね。とは言え設計ミスがあるとコスト増にもなりかねませんので、閾値を満たしてスケールアウトする条件(複数VMがいて、各々のCPUがどれくらいだったらスケールする)とか、状況が落ち着いた時にスケールインする時の条件(閾値、クールダウンをどれくらいにするか)とかとか、色々と覚えることがてんこ盛りです。でも楽しいですね。

VM の自動デプロイメント [ ★ ☆ ☆ ]
 ・Azure Resource Manager (ARM) テンプレートの変更
 ・新規 VM のロケーションを設定する
 ・VHD テンプレートを設定する
 ・テンプレートからデプロイする
 ・ARM テンプレートとしてのデプロイを保存する
 ・Windows と Linux VM をデプロイする

参考情報
新しい Azure ノードへの Windows 仮想マシンの再デプロイ
[補足] クラウドサービスも稀に計画保守があります。もし影響を受けるホスト上にVMをデプロイしている場合は、再デプロイして影響を受けないホストに移動させましょう。
Azure にアップロードする Windows VHD または VHDX を準備する
Azure Key Vault を使用して、セキュリティで保護されたパラメーター値を渡す
[補足] 大切な情報はプレーンテキストで保持せず、Key Vaultに預けちゃいましょう。ID、パスワード(シークレット)、証明書類は、Key Vaultさまが預かってくれます。

Azure VM の管理  [ ★ ★ ★ ]
 ・データディスクを追加する
 ・ネットワークインターフェースを追加する
 ・カスタムスクリプト拡張を利用し、PowerShell Desired State Configuration(DSC) と VM Agent を使用した構成管理を自動化する
 ・VMサイズの管理
 ・VM をデプロイする

参考情報
Azure VM の要件
Azure リソースのマネージド ID とは
ポータルを利用し、データ ディスクを Linux VM に接続する
意思決定者向け Desired State Configuration の概要

VM バックアップの管理  [ ★ ★ ★ ]
 ・VM バックアップを設定する
 ・バックアップポリシーを定義する
 ・バックアップポリシーを実装する
 ・VMリストアを実行する
 ・Azure Site Recovery

参考情報
Azure Backup サービスとは
VM の設定から Azure VM をバックアップする
Azure 仮想マシンでのバックアップ エラーのトラブルシューティング
Azure Site Recovery

仮想ネットワークの構成と管理

仮想ネットワーク間の接続を作成する  [ ★ ★ ★ ]
 ・VNET ピアリングを作成し設定する
 ・VNET に VNET を作成し設定する
 ・仮想ネットワーク接続を検証する
 ・仮想ネットワークゲートウェイの作成

参考情報
Azure のハブスポーク ネットワーク トポロジ
仮想ネットワーク ピアリング
[補足] ピアリングめっちゃ便利ですよね。仮想ネットワークが既に複数ある場合にピアリングするケース。ピアリング済みの仮想ネットワークがある時に名前空間をちょろり修正したいなぁ的なケース、色々なケーススタディがあると思いますが、やり方、制約含めて、この際、全部覚えちゃいましょう。
仮想ネットワーク ピアリングの作成、変更、削除
仮想ネットワーク トラフィックのルーティング
仮想ネットワーク ピアリングの VPN ゲートウェイ転送を構成する

仮想ネットワークの実装と管理  [ ★ ☆ ☆ ]
・プライベート IP アドレスとパブリック IP アドレス、ネットワーク ルート、ネットワーク インターフェイス、サブネット、および仮想ネットワークを構成する。

参考情報
仮想ネットワークの作成、変更、削除
仮想ネットワーク サブネットの追加、変更、削除
パブリック IP アドレスの作成、変更、削除

名前解決を設定する  [ ★ ★ ★ ]
 ・Azure DNSを設定する
 ・カスタム DNS 設定を構成する
 ・プライベート及びパブリック DNS ゾーンを設定する

参考情報
Azure DNS による DNS ゾーンの委任
DNS ゾーンとレコードの概要
DNS ゾーンおよびレコードを作成する

Network Security Group (NSG) の作成と構成  [ ★ ★ ★ ]
 ・セキュリティ ルートを作成する
 ・サブネットもしくはネットワークインターフェースへ NSG を関連付ける
 ・必要なポートを識別する
 ・有効なセキュリティルールを評価する

参考情報
ネットワークセキュリティーグループ(NSG) の作成
ネットワーク セキュリティ グループを操作する

Azure Load Balancer の実装 [ ★ ★ ☆ ]
 ・内部負荷分散の設定、負荷分散ルールの設定、パブリック負荷分散の設定、負荷分散のトラブルシューティング

参考情報
Azure portal を使用して Basic Load Balancer を作成する
ポータルを使用して Azure Load Balancer のポート フォワーディングを構成する

仮想ネットワークの監視とトラブルシューティング  [ ★ ★ ★ ]
 ・オンプレミス接続の監視。ネットワークリソース監視の使用。ネットワークウォッチャーの使用。外部ネットワーキングのトラブルシューティング。仮想ネットワーク接続のトラブルシューティング

参考情報
ネットワーク調査ツール「Network Watcher」を見る!!
Azure Network Watcher の IP フロー検証の概要
接続モニターによるネットワーク接続の監視

Azure virtual networkにおけるオンプレミス ネットワークの統合
 ・Azure VPNゲートウェイの作成と設定。サイトツーサイトVPNの作成と設定。Express Routeの設定。オンプレミス接続の検証。Azureでのオンプレミス接続のトラブルシューティング

参考情報
オンプレミス ネットワークを Microsoft Azure 仮想ネットワークに接続する
Azure Portal でサイト間接続を作成する
ポリシーベースおよびルートベースのVPNゲートウェイについて

アイデンティティの管理

Azure Active Directory (AD) を管理する [ ★ ★ ☆ ]
 ・カスタムドメインの追加
 ・Azure AD 参加
 ・セルフサービスパスワードリセットの設定
 ・複数のディレクトリを管理する

参考情報
オンプレミスの Active Directory ドメインと Azure Active Directory を統合する
カスタム ドメインにおける Web アプリの DNS レコードの作成
Azure Active Directory のセルフサービス パスワード リセットを使用して、ユーザーが自分のアカウントのロック解除またはパスワードのリセットを実行できるようにする
Azure Active Directory ポータルを使用してカスタム ドメイン名を追加する

Azure AD オブジェクト (ユーザー、グループ、およびデバイス) の管理 [ ★ ★ ☆ ]
 ・ユーザーとグループを作成する
 ・ユーザーとグループプロパティを管理する
 ・デバイス設定を管理する
 ・一括ユーザーアップデートを実行する
 ・ゲストアカウントの管理

参考情報
Azure AD Privileged Identity Management とは
Privileged Identity Management で Azure AD ロールのアクセスをレビューする
IdFix を使用して実行できる操作

ハイブリッド アイデンティティの実装と管理  [ ★ ★ ☆ ]
 ・パスワードハッシュとパススルー同期を含むAzure AD Connect のインストール
 ・オンプレミス Active Directory Domain Services (AD DS) とのフェデレーション設定に Azure AD Connect を使用する
 ・Azure AD Connect の管理
 ・パスワード同期とライトバックの管理

参考情報
Azure Active Directory シームレス シングル サインオン
Azure AD Connect とは
Azure AD Connect:アカウントとアクセス許可
Azure AD とのパスワード ハッシュ同期とは
Azure Active Directory パススルー認証によるユーザー サインイン
Azure Active Directory – 条件付きアクセスとは
Azure AD への認証を強化する”条件付きアクセス”とは?

Multi-Factor Authentication (MFA) の実装  [ ★ ★ ★ ]
 ・MFAのユーザーアカウントの設定、バルク更新を使用したMFAの有効化、詐欺アラートの設定、バイパスオプションの設定、信頼済みIPの設定、検証メソッドの設定

参考情報
Azure Active Directory 認証のドキュメント
Azure Multi-Factor Authentication のしくみ
ユーザーに 2 段階認証を要求する方法

 

 

 

 

AZ-103試験対策(無料ハンズオン)

ブログをご覧いただいた方から「実際に手を動かしてみたい」などのご意見承りまして、実際に触れて理解を深められる情報も追記します。

Microsoft Learn 」のハンズオン付コンテンツをピックアップしてみました。AZ-103受験する前に、触って覚えていただければ試験対策は、ばっちりです!ここで得た技術はAZ-300試験にも活かせると思います。

サンドボックス/無料アカウント枠の評価検証だけでは物足りない人は、こちらまでご相談ください。アカウント発行から技術相談までもろもろ相談承ります ( すみません、営業ですッ笑)。

 

 

 

【 ハンズオン付コンテンツ 】
仮想マシンのネットワークを構成する

ハブとスポークの Azure 仮想ネットワーク アーキテクチャを使用して、コア サービスを一元化する

Azure 仮想ネットワーク全体にサービスを分散させ、仮想ネットワーク ピアリングを使用して統合する

ネットワーク セキュリティ グループとサービス エンドポイントを使うことで Azure リソースへのアクセスをセキュリティで保護し、分離する

VPN Gateway を使用して、ご利用のオンプレミス ネットワークを Azure に接続する

Azure で Windows 仮想マシンを作成する

Azure 仮想マシンにディスクを追加し、サイズを変更する

Azure Backup を使用して仮想マシンを保護する

Azure Site Recovery を使用して Azure インフラストラクチャを保護する

Azure Load Balancer を使用してアプリケーションのスケーラビリティと回復性を向上させる

仮想マシン スケール セットを使用してスケーラブルなアプリケーションを構築する

Azure Storage アカウントを作成する

ネットワーク監視ツールを使用したエンドツーエンドの Azure ネットワーク インフラストラクチャの監視とトラブルシューティング

Azure App Service で Web アプリケーションをホストする

App Service のデプロイ スロットを使ってテストとロールバック用に Web アプリのデプロイをステージングする

Azure CDN と Blob Service を使用して、Web サイト用のコンテンツ配信ネットワークを作成する

Azure Active Directory に Azure のユーザーとグループを作成する

多要素認証によるセキュリティで Azure Active Directory ユーザーを保護する

Azure Active Directory のパスワード リセットのセルフサービスを使用して、ユーザーがパスワードをリセットできるようにする

Azure Key Vault でのシークレットの構成と管理

Azure Key Vault を使用してサーバー アプリのシークレットを管理する

 

 

 

 

 

 

AZ-103 受験予約のススメ

AZ-103 試験対策が進み、いよいよ受験予約するタイミングを迎えた方にはぜひ「Exam Replayの利用と、初回不合格だった場合に備えた同月内のリカバリスケジュール」をおススメします。

『Exam Replay』とは?
合格率2倍! 追加費用無しで再受験可。Exam Replay で、不合格の場合に再受験ができ、試験の合格確率を高めるのに役立てることができます。

出典: 日本マイクロソフト - 認定資格と試験のオファー - Exam Replay 利用で合格チャンス 2 倍!

 

 

・AZ-103 受験予約のススメ

AZ-103の受験費用は気軽にトライできるお値段設定ではない為、リスクヘッジとして Exam Replay という保険を用意しておいた方がよいです。 通常の受験費用より数千円のコスト増になりますが心理的安全性が確保でき、数千円以上の価値がありました(個人的所感)。

 

 

・ 初回不合格だった場合に備えた同月内のリカバリスケジュール

そしてExam Replay 利用を前提とした時に、ぜひご検討いただきたいのが「初回受験は月初、再受験は月央、又は月末」のでリカバリプランを盛り込んだ受験スケジュールです。

私の個人的見解であり何も根拠はありませんが、試験内容が月次サイクルでupdateされているのではという仮説(詳細は過去ブログにて)がある為、月初に初回受験し課題を炙り出して、ド短期で課題を解決し 同月内の 月央・月末にリベンジを果たす。こんなイメージです。


AZ-103試験は受験後スコアレポートがもらえます。課題解決の優先順位は、最もスコアが低くかったカテゴリから始めましょう。選り好みして好きな領域だけ学習を進めてもスコアが伸びないリスクもある為、まずは弱点から克服することを推奨します(以下、推奨理由)。

 

よく寄せられる質問(FAQ)
Q.成績レポートの棒グラフを見ると、70%以上に正答しています。試験に不合格なのはなぜですか?
A.合格店の700点は換算点であり、問題の70%に正答することが合格基準とならないことに注意してください。合格点は、各分野の専門家(SME)の意見、各コンテンツの該当領域に熟していると認められる為に必要なスキルレベル、試験で出題された問題の難易度を基に決められています。

出典: 認定資格と試験 > 試験のポリシーと FAQ

 

 

 

 

AZ-103試験対策ブログは以上です。

 

 

このブログを活用いただいた皆様が、無事AZ-103に合格することをお祈りしております!!!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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2024/03/29
AI/Machine Learning