在宅勤務でも進めるチームビルディング Step2: 嫌なことをやめる
2020-04-20
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はじめに

こんにちは。FIXER名古屋事業所の笹尾です。
今回もチームビルディングの具体的な一歩を紹介をしたいと思います。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策でFIXERはじめ多くの企業がリモート勤務を推奨する中でより重要になるチームビルディング。
まだリモート勤務を経験されていない方も読んでいただけると嬉しいです。

前回の記事について

前回の記事はこちらにあります。合わせてお読みいただけると嬉しいです。

嫌なことをやめてみよう

チームと呼ばれる単なる集団から本質的なチームに変化するには、それなりの力が必要です。普段の業務でいっぱいいっぱいの状態からチームビルディングをするにあたって、まずチームに余力を作ることが大切です。

チームで一人一人の嫌なことを持ち寄る

Official chat timeが何回か進んだら、その中でもそれ以外でもいいので気軽に今の仕事で嫌なこと、無駄だと思うこと、本質的ではないと思うことをメンバーで会話してみましょう。

正論は一旦横に置いておく

嫌なことをやめると言うと、多くの真面目な方から反対の意見をいただくことがあります。その方々は『嫌なことも仕事だ』『誰も嫌なことをやらなかったらどうする?』『そんなにメンバーを甘やかしてどうする?』などがほとんどではないでしょうか?
ここで疑問が湧きます。
これらの事を声だかに叫ぶ人が実際に自分が本当に嫌なことを率先してこなしているのでしょうか?
世界的な成果を上げている人やチームが嫌な事ばかりをずっとやり続けているのでしょうか?
答えは簡単です。仕事には嫌なこともあるけど、嫌な事ばかりを率先してやり続ける必要は無いということです。

影響がなさそうなことから本当にやめてみる

Official chat timeを行うチームの全員の嫌なこと、無駄だと思うこと、本質的ではないと思うことの内、業務に直接影響のなさそうなことからやめてみましょう。
ここで大切なのは、本当に影響が無いのか?影響があるとしたらどんな影響か?
もし悪い影響があった場合は簡単に回避可能か?
ここをチームのメンバー全員でよく見極めて進めてください。

やめた影響をはかる

やめてみた結果、どの様な影響があったか?
継続的に観察してみてください。
「気分が楽になった」とか、「思ったより時間を取られていたことがわかった」
「本当に嫌なのはこれじゃなかった」「よく無い影響が出てしまった」
とにかく、いいことも悪いこともチームでよく観察しましょう。

失敗してもいいと考える

悪い影響がないか回避可能で、少しでもいいことがあると感じたらどんどん嫌な事をやめていきましょう。
逆にたくさんチャレンジすると悪い影響が出てしまうこともあります。
この時はきちんと何がダメなのか判断し、嫌でもやるべきか?回避可能な解決策があるか?チームの全員で検討しその一つの事柄ごとに前に進むのか?一旦撤退するのか?を勇気を持って決断しましょう。

やめることが難しい時

自分達の判断で嫌な事をやめることが難しいと判断したなら、それでも構いません。
それでも定期的に嫌なこと、無駄だと思うこと、本質的ではないと思うことをメンバーで持ち寄り会話してしてみましょう。
メンバーで共有したり吐き出すだけでも前に進むことができます。

自分や自分たちが嫌なことに一人一人がきちんと目を向け、チームでそれを排除する事を丁寧に取り組むと、一つ一つの事柄の本質に触れる機会が多くなります。

まとめ

今回はチームで嫌な事をやめることについて簡単に解説しました。
よくなる事に目を向けたり、仕事だからと落ちてきたものを全て受けていると、想像以上に嫌なこと、無駄だと思うこと、本質的ではないと思うことに時間や気力を取られていることがあります。
特に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策などでリモート勤務も始まる中、今まで以上にルールが多くなってしまい息苦しくなることもあるかも知れません。
まず、素直に嫌なことを会話してみることから始めてみましょう。

チームビルディングについては今後も時期を見ながら連載として記事を作成したいと思いますので、よろしくお願いします。