山田先生のコーチングコラム: 第0回 ごあいさつ
2020-05-26
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TechBlog編集部よりご紹介
FIXERでマネージャー向けコーチングをお願いしているFlora Partnersの山田先生から、受講生やFIXER社員に対するメッセージを、週1~2回のペースで掲載していきます。デジタルトランスフォーメーション時代の企業変革や、ビジネスパーソン/リーダーとしての成長に非常に示唆深く、山田先生のご了解の下、cloud.config Tech Blogでコラムとして公開することになりました。

FIXERもまだまだ発展途上の会社です。現在・未来のお客様にご一読を頂き、議論できることを楽しみにしております!


こんにちは。山田亨(やまだとおる)と申します。

普段はビジネスコーチとして活動しており、主にエンタープライズ企業における事業リーダーの皆様のリーダーシップ開発のご支援をさせていただいています。

バックグラウンドとしては、人が自由に考えるための学問である「リベラルアーツ」特に哲学の分野を根幹としてコンテンツを構築しており、対象者の視点があがることで問題解決能力を上げていくということをモットーとして人材開発に携わっています。

FIXER様とは2017年頃からのお付き合いで、何名かの皆様のコーチングを担当してきました。(みなさん、お元気ですか?)

さて、このたび、こうして定期的に文章を寄稿させていただくことになりました。

会社の組織も大きくなってきて、対応する案件も大きくなってきて、様々なバックグラウンド・考え方の方がJoinして、現場はますます複雑な状況になってきているのではないかと思っています。

こうした状況においては、受け身ではなくすべての構成員が自覚的に「組織風土をしっかりと作っていこう」という姿勢を持つことが重要です。

組織風土というと、世の中、様々なマネジメント論、コミュニケーション論、リーダーシップ論がありますが、私の実感としては、そんなものは結局、学者が理論を後付けしたものでしかありません。鵜呑みにしてはいけない。

それらのいろいろな知識が機能して、組織の強み・スタイルとなっていくためには、必要に応じてそれら知識を参照しながらも、自分たちで、自分たちに合うように、自分たちのスタイルを作り上げていかなければなりません。

そのためには定期的に・継続的に知識に触れ、日々の行動をふり返り、対話して、合意して、いい感じに改善していくことが必要です。

そして、時が過ぎ、一つひとつの日々の改善が積み重なったとき、それらが繋がって「あぁ、そういうことだったのか」といろんな事が深く理解できるようになります。その時が、皆さん一人ひとり、そして組織全体が一段ステージアップした瞬間です。

今後、皆様のお仕事がさらに広がっていくためにはその中で、皆様自身が活躍していくためにはそうしたステージアップを何段も積み重ねていく必要があるのではないでしょうか?

そうした対話のタネになればという思いから、今回の企画を提案し、実施させていただくこととなりました。

皆さんお忙しいところかと思います。でも、時に普段の思考から離れて、自分の考え方のスタイルを振り返ることはとても大事です。日常の様々な場面で思い出していただくことで様々な気づきがあるようなコンテンツをお届けいたしますので、是非、有効にご活用いただけると幸いです。  

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。