cloud.config Virtual Desktop(ccVD)~ プリンター利用編 ~
2020-08-12
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大野 どうもーどうもー、FIXERボーイですぅー。お願いしまーす。
   ありがとうございますぅー。あーありがとうございますぅー!
   ねっ、今 プリントゴッコをいただきました。

荒井 ありがとうございます!
大野 こんなん、なんぼあっても良いですからね。

荒井 一番良いですからね。
大野 ねー有り難いですよ、ほんとにね。

荒井 入れておきましょう。
大野 言うとりますけどもね。

荒井 いきなりですけどね
大野 はいはいはい

荒井 うちの知り合いのエンジニアがね
大野 ほう

荒井 どうしても利用したいVDI環境があるらしいんやけど。
大野 あっ、そうなんやー

荒井 その名前をちょっと忘れたらしくてね。
大野 ほー VDIの名前忘れてもうて、どうなってんねんそれ。

荒井 でまあ色々聞くんやけどな。
大野 ほう。

荒井 全然分からへんねんな。
大野 分からへんの?

荒井 ほう
大野 いや ほな俺がね 知り合いの利用したいVDI
   ちょっと一緒に考えてあげるから

荒井 ほう
大野 どんな特徴言うてたかってのを教えてみてよ。

荒井 ペーパーレス時代にどうしても紙印刷をしたいらしいねん。
大野 ほうほうほうほう

荒井 で、バーチャルマシンを操作して接続端末近くのプリンターに印刷したいらしいねん。
大野 あー、ccVDやないかい、その特徴はもう完全にccVDやがな

荒井 ccVDなぁ
大野 すぐ分かったやん こんなんもー

荒井 でもこれちょっと分からへんのやな
大野 何が分からへんのよー

荒井 いや俺もccVDと思てんけどな
大野 いやそうやろ?

荒井 友人が言うには、わら半紙に印刷させるんだって言うねんな。
大野 あー ほなccVDと違うかぁ

荒井 あー
大野 ccVD上から、いまどき、わら半紙に印刷する利用シーンがイメージできへんし。

荒井 あー
大野 ccVDもね、消しゴムで消そうとして、こすったら破れちゃう紙に印刷されたらたまらんしな。

荒井 そやねん
大野 あれほなもう一度詳しく教えてくれる?

荒井 バーチャルマシンは直接プリンターとつながっている必要がないっていうねんな。
大野 ccVDやないかい。バーチャルマシンと直接つながっている必要ないからなね。

今回は、ccVDのプリンター利用について話したいと思います。

ペーパーレス、ペーパーレスと耳にはするのに、紙の必要性がなくならないのはなぜでしょう?
このお話になると本題からずれてしまうので、どうしても紙の印刷が必要であるという場合を想定したccVDの利用についてお話したいと思います。

まず、ccVD上でプリンターってそもそも使えるの?使えないの?という点では利用することは可能です。

■利用イメージ


まず、ccVDを利用するにあたってプリンターが存在する環境は2つのケースが考えられます。

  1. ccVD上のバーチャルマシンからセキュアにネットワーク接続された社内環境にあるプリンターへの印刷
  2. ccVDに接続する端末の環境(BYOD含む)に存在するプリンターへの印刷

ケース1は社内で利用している複合機、ケース2は家庭にあるインクジェットプリンターというケースが多いのではないかと思います。

ケース1に関しては、バーチャルマシンは社内のネットワークに存在するものと同じ状態と考えることができますので、プリンタードライバーをインストールすることで印刷可能です。
ただし、注意が必要です。ccVDは基本的にロケーションフリーで利用可能としているので、この場合、物理的に近くに存在しないプリンターから印刷するという行為が可能となります。たとえ印刷してもその印刷物を回収できる可能性がないという状況が発生しますので、通常ccVD環境にはプリンタードライバーをインストールしての提供はしていません。

次にケース2ですが、こちらは接続する端末のプリンター接続とホストプールの設定に依存します。
リモート接続端末にプリンターが利用可能なものが存在する場合、その情報をバーチャルマシンからリダイレクトという形で利用することが可能となります。
本機能により、ccVDのバーチャルマシン上で作業していた文書などを手元にあるプリンターを使って印刷することができます。
バーチャルマシン上にプリンタードライバ等をインストールする必要はありません。

RDPプロパティ:redirectprinters
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/remote/remote-desktop-services/clients/rdp-files

この設定を入れることで、接続端末のプリンターが利用可能になるのですが、こちらも注意が必要なのは規定値が1ですので、構築直後は利用可能ということになります。
これは、セキュアにccVDを利用しようとした場合に、バーチャルマシンで作業している情報を印刷できてはまずいので、設定を見直す必要があります。

リダイレクトしない場合のバーチャルマシン上のプリンター画面

リダイレクト設定をした場合のバーチャルマシン上のプリンター画面

確固で「リダイレクト~」となっているプリンターが接続端末から見えているプリンターです。バーチャルマシン上からそのプリンターに対して、印刷キューを送り込むことが可能です。

なので、ccVDでのプリンター利用については、どのような作業、どのような情報をどこで作業するか含め、運用を十分考慮する必要があります。

今回はccVDのプリンター利用についてのお話をさせていただきました。

働き方改革を実現しピンチをチャンスに変え、全社員にリモートワークを出来る環境を提供することをFIXERがご支援致します。
導入は段階的に可能で、コストはVMの利用に応じて発生するのでお手軽にスタート出来ます。

cloud.config Virtual Desktopの詳細をもっと知りたいという方は是非下記までアクセスいただきお問合せいただければと思います。

cloud.config Virtual Desktop 専用相談窓口
https://www.cloud-config.jp/services/vdi/

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2024/03/29
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