皆様、こんにちは! FIXER で Technical Fellow、Evangelist をしています鈴木章太郎です。
2年ぶりの参加
5/6-5/8、シアトルで開催中の Microsoft //Build 2019 に、参加しています。このイベントに参加するのは、Microsoft エバンジェリスト時代に1回(サンフランシスコ開催時)、卒業してから某社で1回、そして今回が2年ぶりの3回目ということになります(多分w)。
成田を5日夕刻に出て、到着日の現地時間5日は11時頃、シアトルタコマ空港に到着しますので、ホテルチェックインが可能な3時頃まで、時間があります。そこで、例によってPike Place Market に出かけてみました。ここに来るときは、いつもそれほど混んでないのですが、この日はお昼時かつ休日ということで、大変な混雑でした。特にスタバ一号店はこの混みようです。まあ、時間が経てばかなり空いてはくるのですが、とてもすぐにここの列に加わろうという気になれないですよね。
それでも、夕方、現地で、ほかのパートナー企業の皆様と夕食を取りに行って帰ると、やはり朝晩は冷えます。
ただ、とてもいい季節なので、やはりこの時期のシアトルで開催は合理性があると思いました。ラスベガスで5月とかだとちょっと暑いですしね。
参加の目的
今回、FIXER からは私のほかに2名(女性エバンジェリスト、男性プリセールスエンジニア)、計3名で参加しています。彼らにとって、会場も、雰囲気も、キーノートや、各ブレイクアウトセッションも、本社選りすぐりのスピーカー陣も、様々なコネクションの機会にご紹介する人も、元同僚の日本マイクロソフト社員なども含め、多くの生の情報とそこに実際に参加する人々との交流により、全てが良い刺激になり、技術スキル向上のみならず、リーダーシップにつながってほしいと願っています。
私の立場は、基本 FIXER のエバとして、最新技術動向や製品動向を常におさえておくと同時に、社内外でクラウドやマネージドサービスの技術啓蒙をしていくというミッションで動いています。もちろん、その後の Microsoft de:code 2019 でのブレイクアウトセッション登壇のための情報収集の意味もあります。
https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=CD42
また、この4月から内閣官房 政府 CIO 補佐官の仕事もさせていただくようになったため、最先端 IT 国家創造宣言に基づくクラウドバイデフォルトの原則の観点などからも、各大手クラウドベンダーの最新動向を常に押さえておくことも重要です。こちらについても de:code のチョークトークセッションで少し触れるほか、別の講演機会などにもお話しする機会があればと思ってます。 https://www.microsoft.com/ja-jp/events/decode/2019session/detail.aspx?sid=DT52
実際のイベント情報そのものや、各セッションレポートなどは、このあと各自からも出てきますし、私も書いていきたいと思っています。すでに、初日の Satya Nadella による Vision Keynote や、Scott Guthrie などによる Tech Keynote は、弊社、ASCII、日本マイクロソフト、の3社で運営しているマイクロサイト Azure クラウドブーストの中で、元同僚の日本マイクロソフト Azure Technologist 佐藤直生さんが、号外として詳細な紹介をしてくれていますので、まず第一報はこちらを皆さんご覧ください。
スコット・ガスリーがBuild基調講演で紹介したAzure新機能まとめ
https://ascii.jp/elem/000/001/854/1854599/
こちらの内容や、ブレイクアウトセッションで気になった点などは、次回以降でまた触れていきますね。
Microsoft Graph のインパクト
一つ言えるのは、Microsoft Graph については、かなりインパクトがあったということです。今回参加された MVP の方含む2-3名の方も同じような感想をお持ちでした。
Build 2019: Microsoft Graph powers the Microsoft 365 platform
Vision Keynote に続いて、EVP の Scott Guthrie の Tech Keynote も配信されていたはずですので、ぜひそちらも合わせてご覧いただければよくわかるのですが、個人的には、Graph は改めて良いなと思いました。 私も、初日のブレイクアウトセッションは、最初に、Azure Spatial Anchors + AR App (iOS/Android/HoloLens )に出た後、 Graph のセッションに出ています。
ご存知のとおり、Graph API こそ Teams、Office 365、Dynamics 365、HoloLens 2 などを縦断するソリューションが作れます。これは、Office 365 という圧倒的なシェアを活かせる強みがあるためです。私は、日本マイクロソフト卒業後、アクセンチュアで AWS や GCP の仕事をさせていただき、資格も色々取ったので、それらのクラウドも大好きです。ただ、いかに AWS、GCP といえども、なかなかこれは実現できない世界だと思います。こちらに参考記事がありますので、ぜひご覧ください。
それでは、次回またすぐ更新します!