cloud.config Virtual Desktop(ccVD)~ Teams利用編 ~
2020-08-19
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今回のFIXERボーイ、相方の荒井さんにはTeamsミーティングチャットでのバーチャルで参加いただきました~w

今回は、ccVDでのTeams利用についてお話したいと思います。

まず、Windows Virtual Desktop上で利用するTeamsと物理端末で利用するTeamsでは利用する側はあまり違いを意識する必要がないかもしれませんが、構築作業は異なります。
詳細手順は下記に掲載されていますのでそちらを参照ください。

Windows Virtual Desktop で Microsoft Teams を使用する
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-desktop/teams-on-wvd

では、利用する側からすると何か制限等はあるのか?
これはよく聞かれる質問です。
「これ、夏休み明けの試験にでるからな~、よーく覚えておくよーに」

まずは、情報源として2つのサイトをご紹介します。

仮想デスクトップ インフラストラクチャ用の Teams
既知の問題と制限事項
https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/teams-for-vdi#known-issues-and-limitations

クライアントのデプロイ、インストール、およびセットアップ
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/virtual-desktop/teams-on-wvd#client-deployment-installation-and-setup

そこでちょっと気になる制限事項についてピックアップしますと

  • 背景のぼかしと効果が使えない
  • チャット、チャネル、予定表で UTC タイム ゾーンのみを表示
  • Teams のメディア最適化は、Windows 10 が稼働しているマシン上の Windows デスクトップ クライアントでのみサポート

上記3つは利用するうえで弊害となるかもしれません。
特にUTCタイムゾーンとなると会議設定、チャットの時間、チャネル内でのファイルの更新日付などが、日本時間ではないので、ぱっと見で「あれ?」ってなるかもしれません。

そして、メディアの最適化もTeamsおよびデスクトップクライアントでのみサポートということで、テレカン時には全然問題ないのですが、Teams以外でYouTubeなどの動画を観ようとするとホストプールに負荷がかかり、途切れるというようなことが発生します。

上記制限もいずれ、改善していくものと思われますが、現状まだ課題があるということを知っておく必要があります。

今回はccVDでのTeams利用についてお話させていただきました。

働き方改革を実現しピンチをチャンスに変え、全社員にリモートワークを出来る環境を提供することをFIXERがご支援致します。
導入は段階的に可能で、コストはVMの利用に応じて発生するのでお手軽にスタート出来ます。

cloud.config Virtual Desktopの詳細をもっと知りたいという方は是非下記までアクセスいただきお問合せいただければと思います。

cloud.config Virtual Desktop 専用相談窓口
https://www.cloud-config.jp/services/vdi/