こんにちは。PL-900合格を目指して走り出した荒井です。前回まではPower BIを中心に情報をまとめてきました。今回からは、みんな大好き Power Apps編に突入します。では、早速始めてみましょう。
Power Appsの概要
ローコーティング、ノーコーディングでアプリを開発できるサービスです。開発の専門的なスキルが無くてもPower Pointを操作する感覚で開発が行えます。アプリを開発する上で連携するデータベースなどの接続もコネクタと呼ばれる機能を画面上でポチポチするだけで接続ができるなどエンドユーザーライクなアプリ開発サービスです。これだけだとプロフェッショナル向きではないサービスかと思いますが、Power Appsは Azure DevOpsとの連携が可能でガチ開発者向けにも作られており、初めての方にもプロの方にも使える神サービスです。
Power Appsで作れるアプリの種類は大きく分けて3種類あります。
- キャンバスアプリ
- モデル駆動型アプリ
- Power Appsポータル
1.キャンバスアプリ
Power Appsアプリの主流となっているアプリです。空白のキャンバスを使用し、Power Pointと同じ感覚でテキストボックス、ラベル、ボタンなどを配置し、画面が開発できます。ボタン押下時の動作実装は、画面操作で動作定義するか、少量のプログラムを記述するだけで開発ができちゃいます。開発できるアプリは、Web、モバイル、タブレット PC アプリケーション用のキャンバス アプリを構築できます。
2.モデル駆動型アプリ
管理者向けのアプリで、管理情報をダッシュボードとして表示させたりする用途で主に使用されるようです。また、業務プロセスを省力化、自動化できるような機能(ビジネスルール、ビジネスプロセスフロー)があり、バックオフィスの方には鬼に金棒的なアプリが作れます。
キャンバスアプリとは異なり画面からアプリを作るのではなく、データを基にアプリを作成していきます。(多分、これだけ聞いても最初は意味わからないですよね。あとでハンズオンしてみましょう)
3.Power Appsポータル
Webサイトが作れるアプリです。社内、社外向けどちらでも作成できます。開発にあたり便利なテンプレートのページデザインや、Microsoftアカウント、Azure AD、LinkedInなどの外部認証機能など、便利な機能が提供されています。
様々な用途に使えますが、コミュニケーションハブとして問い合わせや情報収集に使われるケースが多いようです。
Power Apps概要編①は以上です、ざっくりPower Appsが何者か理解できてきましたね。
次回のPower Apps概要編②では、Power Appsとシームレスに連携する各サービス(Common Data Serviceなど)に触れていきたいと思います。
次回もお楽しみに!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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