Aurora PostgreSQLでクローン作ってみた!
2022-09-29
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はじめに

皆さんこんにちは、お馴染みピンク頭の廣原です。

業務でAurora PostgreSQLのクローン機能を使用する機会があったので、その手順を記事にしていこうと思います。行う手順は以下のとおりです。

  1. サブネットを作る
  2. サブネットグループを作る
  3. クローンの設定を行う

めちゃ簡単ですね!

 

なお前提条件は以下のとおりです。

  • VPCが構築済み
  • クローン元となるAurora PostgreSQLが構築済み
  • インターネットゲートウェイが構築済み

では早速やっていきましょう!

 

サブネット作る

Aurora PostgreSQLを構築するには、サブネットグループが必要であり、サブネットグループに属するサブネットは最低2AZにまたがっていないといけないので、2つのAZにそれぞれサブネットを構築します。

CIDRやサブネット名は任意のもので構いません。

 

サブネットグループ作る

サブネットグループの作成はRDSコンソールから行います。

ちなみにElastiCacheでもサブネットグループの作成ができるようですが、Auroraで使用するサブネットグループはRDSコンソール上で作成するサブネットグループでないと使用できないので注意が必要です(経験済み)。

コンソール左タブの「サブネットグループ」を選択

RDSコンソールの画面

サブネットグループの一覧が表示されるので「DBサブネットグループを作成」ボタンをクリック

 

VPCを選択しアベイラビリティゾーンを選択するとそれぞれのアベイラビリティゾーンのサブネットが表示されるので、サブネットグループに含めたいサブネットを選択します。

サブネットグループの作成画面

これで完了です!

 

セキュリティグループやルートテーブルについても、必要があれば追加で作成しましょう!

 

クローン作る

それでは本題のクローン作製に移ります!

RDSコンソール上でクローン元となるクラスターを選択

選択したクラスターの画面

 右上のアクションボタンをクリックし、「クローンの作成」を選択

クローン作成画面(クラスター作成画面と同様)に移るので、任意のクラスター識別子、インスタンスタイプ、作成したサブネットグループやセキュリティグループを選択します。

なおクローン作成時にはマルチAZ配置がサポートされていない点にご注意ください。

  

諸々入力したら下までスクロールしてクローンの作成ボタンを押せばクローンの作成は完了です!

数分待つとクローンしたクラスタが使用可能になります!

クローンしたDBのマスタユーザとパスワードは、クローン元で使用していたものと同じものを使用します。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

Aurora ではこのように、短時間でクローンを簡単に作成することができます!

開発用と検証用にDBを分けたい際などに活用できるかと思います!

参考リンク