かなり久しぶりにオフラインのイベントに参加し、非常に充実した時間を過ごすことができましたので、内容を一部ご紹介します。
イベントサイトはこちら⇒https://www.redhat.com/ja/summit/connect/tokyo
Open Hybrid CloudをカタチにするOpenShiftの次の挑戦!!
過去にはパブリッククラウドはセキュリティが心配されていたが、現在はセキュリティを強固に守ってくれるからパブリッククラウド、というアンケート結果が出ている、という冒頭の説明を聞いて、そういえばFIXER入社の少し前に「クラウドはセキュリティが不安・・・」のような話が頻繁にあったなとを思い出しました。
クラウドに対する一般的な捉え方も変わってきて、これからより一層クラウドネイティブな開発が進んでいくんだなということを改めて感じました。
アプリの運用をインフラ部隊を用意して実施するとコミュニケーションコストがかかるので、アプリエンジニアで運用までできるようにしたいけど難しいですよね。そこをRed Hatはサポートします。という内容のセッションでした。
コンテナ・Kubernetesを用いて開発・運用する際に下記の観点があり、それぞれRed Hatさんのソリューションが用意されています。
- アプリライフサイクル統合管理
- セキュリティ統合管理
- コンテナイメージ統合管理
- データ統合管理
それぞれ具体的なソリューションの説明もあり、とても参考になりました。
改めて、現状の開発・運用の領域で改善できることは無いか見直してみたいと考えさせられるセッションでした。
先駆者達から学ぶエッジコンピューティングの成功の秘訣
ポイントは「運用の一貫性を持たせる戦略と大規模展開を見据えたマイルストーンの実行」ということで、まさしく「成功させるための秘訣」をお聞きすることができました。
テーマとしてはエッジコンピューティング(IoTやSDxと呼ばれるもの)で、クラウドを主としている私には難しいかもしれない、と思いましたが、成功の秘訣の考え方はエッジコンピューティングに限らず参考にできそうで下記の3ステップとのことでした。
- STEP1:仮説構築/検証の迅速な循環
- STEP2:エッジ運用の効率化
- STEP3:エッジ・クラウド連携の検討
- ⇒大規模化へ
特にエッジコンピューティングの壁は「管理」であり、エッジとクラウドでアプリケーション運用の一貫性を持たせるのが大切だということ、それを実現するにはOpenShiftが有効で、ハードウェア要件に合わせて様々な選択肢があることを認識しました。
また展示エリアのブースでも「エッジ・クラウド連携」のミニチュア版と呼べるような仕組みをご用意されていて、こちらも非常に興味深いものでした。
まとめ
セッションだけでなくブースの展示やご説明もとても面白い物でした。特に開発をリードしている人や管理層の方に響く内容だという印象でした。
今後の業務に活かしていけたらと思います。
Red Hat Summit: Connect | Japanのオンラインイベントも11月開催予定ですね ⇒ https://www.redhat.com/en/summit/connect/japan-online