絶賛大盛り上がりの AWS re:Invent 2023 からはデータ活用の分野にも
「アチィ」
情報が盛りだくさんでございます。
そんな中から Amazon DataZone AI recommendations についてお伝えできればと思います。
Amazon DataZone 概要
そもそも Amazon DataZone てなんやねん、といった方も多いかと思います。
それもそのはず、こちらのサービス AWS re:Invent 2022 で発表され 2023/10/04 に一般提供が開始された鮮度抜群のサービスでございます。
そんな Amazon DataZone はAWS、オンプレミス、およびサードパーティのソース全体に保存されているデータを迅速かつ簡単にカタログ化、発見、共有、管理できるようにするデータ管理サービスです。
山のように存在するデータをうまく扱っていくには適切な人に必要なデータが行き届くということが重要だと思うのですが、組織や事業が大きくなるほどデータの量や、それを管理する場所というのは増えていきます。
また、データを安全に扱うためにはガバナンスが必要になります。しかし、組織内の多くの人がデータを扱うには部門やユースケースなどによって幅広く対応する必要が出てきます。
そういった手間のかかる管理を簡略化し、エンジニア、アナリスト、マネージャーなど様々なレイヤーの方々がデータを扱いやすくするためのサービス、と書くとイメージしやすいかもしれません。
Amazon DataZone AI recommendations で変わること
Amazon DataZoneにはデータのカタログ化という機能がありまして、読んで字のごとくですがAWS上やオンプレ上などのデータソースからメタデータを自動的にカタログに追加してくれるステキ機能でございます。
そうして作成されたカタログを多くの方が使いやすいようにするには中のデータについての説明やカタログが作成された目的などを詳細にまとめる必要があります。
これらの作業は手動で行われているもので、言ってしまえば面倒な作業なわけです。
しかし、今回発表された Amazon DataZone AI recommendations によってそんな作業も生成AIに任せてしまえるようになったわけでございます。
我々がUIに沿ってポチポチしてるだけでデータのカタログ化も、そのカタログの説明すらも作成できるということです。
終わりに
AWS re:invent 2023 内でもありましたが、今後もこういったデータ活用の分野も急速な革新が続けられるとのことで、今後のアップデートにも注目したいと思います。
今回ご紹介した Amazon DataZone ですが比較的新しいサービスということもありお伝えできなかった部分も多いと思いますので、是非ご自身でも調べていただいて色んな方に「データ活用」を取り組んでもらえればと思いました。