【2025年8月版】Azureの試験を受けるので、一覧としてまとめてみた。
2025-08-04
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皆さんお久しぶりです。

直近の投稿が講師関連の記事すぎてエンジニアかすら怪しい今日この頃、須山颯己、動きます。

Azureの資格の勉強をしようと思います。

理由

かれこれ入社3年目に突入したわけなのですが、業務としてず~~~っとGaiXerのインフラをしていました。

資格を使って今の自分を知ること、資格勉強を通して知らないことを知ろう。

まぁ、理由は軽いです。

一覧を確認できるサイト

調べてみたところ、一目で見やすいものが2つあったので紹介します。

➀Certification poster

全認定資格が図式化されています。

毎年内容が更新されるため、最新版を確認する必要があります。

該当URL:https://arch-center.azureedge.net/Credentials/Certification-Poster-en-us.pdf

➁認定資格 - 学習ガイド一覧

「Microsoft Learn」内にある試験ごとの学習ガイドや対象ロールを一覧で確認できます。

廃止になる試験も載っている場合があるので注意が必要です。

該当URL:https://learn.microsoft.com/ja-jp/credentials/certifications/resources/study-guides/ai-102

一覧と概要

  1. AIシリーズ

    AIの基礎知識から専門的なソリューション開発スキルまで、レベルに応じて体系的に学ぶことができます。

    ・AI-102
    ・AI-900

  2. AZシリーズ

    Azureの中核となるインフラストラクチャや開発プラットフォームに関する知識とスキルを証明するための試験群です。役割ベースで体系化されており、基礎から専門的なレベルまで幅広くカバーしています。

    ・AZ-104
    ・AZ-120
    ・AZ-140
    ・AZ-204
    ・AZ-305
    ・AZ-400
    ・AZ-500
    ・AZ-700
    ・AZ-800
    ・AZ-801
    ・AZ-900

  3. DPシリーズ

    Azure上のデータ関連サービスに特化した認定資格群です。データの保存、処理、分析、管理といった、データライフサイクル全般に関わる知識とスキルを体系的に学ぶことができます。

    ・DP-100
    ・DP-300
    ・DP-420
    ・DP-600
    ・DP-700
    ・DP-900

  4. GHシリーズ

    GitHubのスキルセットを証明するための試験群です。それぞれの試験は、GitHubの異なる側面や機能に焦点を当てています。

    ・GH-100
    ・GH-200
    ・GH-300
    ・GH-500
    ・GH-900

  5. MBシリーズ

    主にMicrosoft Dynamics 365とPower Platformという、企業の業務プロセスを支援・自動化するためのビジネスアプリケーション群に特化した認定資格です。このシリーズを通じて学べるのは、純粋なITインフラ技術(サーバー、ネットワークなど)ではなく、「顧客管理(CRM)」「販売管理」「財務会計(ERP)」「サプライチェーン」といった具体的なビジネス課題を、Microsoftのソフトウェアを使ってどのように解決するかという実践的なスキルです。

    ・MB-230
    ・MB-240
    ・MB-280
    ・MB-310
    ・MB-330
    ・MB-335
    ・MB-500
    ・MB-700
    ・MB-800
    ・MB-820
    ・MB-910
    ・MB-920

  6. MDシリーズ

    主に企業の従業員が使用するデバイス(PC、ノートPCなど)を管理・運用・保護するためのスキルを学びます。このシリーズは、純粋なAzureのサーバーサイド技術というよりは、Microsoft IntuneやMicrosoft Entra ID (旧Azure AD)といったクラウドサービスを活用して、Windowsクライアント(Windows 10/11)を効率的かつ安全に管理する「モダンなデスクトップ管理」に焦点を当てています。

    ・MD-102

  7. MSシリーズ

    Azureがクラウドのインフラ(IaaS)やプラットフォーム(PaaS)を提供するのに対し、Microsoft 365は企業の生産性向上やコラボレーションを支援するSaaS(Software as a Service)です。MSシリーズの学習を通じて、Exchange Online(メール)、SharePoint Online(情報共有)、Microsoft Teams(チャット・会議)、Microsoft Entra ID(ID管理)といったサービスを、企業のIT管理者としてどのように計画、展開、管理、保護するかというスキルを体系的に学ぶことができます。MDシリーズが「デバイス管理」に特化していたのに対し、MSシリーズは「コミュニケーションとコラボレーション基盤の管理」に焦点を当てています。

    ・MS-102
    ・MS-700
    ・MS-721
    ・MS-900

  8. PLシリーズ

    「Microsoft Power Platform」に特化した認定資格群です。Power Platformは、プログラミングの専門家でなくても業務アプリケーションの作成(Power Apps)、業務プロセスの自動化(Power Automate)、データの分析・可視化(Power BI)などを実現できる、ローコード/ノーコード開発プラットフォームです。このシリーズを通じて、ビジネス上の課題を迅速に解決するための実践的なアプリケーション開発・自動化・分析スキルを、役割やレベルに応じて体系的に学ぶことができます。

    ・PL-200
    ・PL-300
    ・PL-400
    ・PL-500
    ・PL-600
    ・PL-900

  9. SCシリーズ

    SCシリーズは、「セキュリティ、コンプライアンス、ID」という、現代のクラウド環境において極めて重要な3つの柱に特化した認定資格群です。このシリーズは、Azureだけでなく、Microsoft 365を含むMicrosoft Cloud全体のセキュリティを包括的に扱います。SCシリーズの学習を通じて、「ゼロトラスト」という「何も信頼せず、すべてを検証する」というセキュリティモデルを基本思想として、企業の資産(ID、データ、アプリケーション、インフラ)をあらゆる脅威から保護するための知識と実践的なスキルを体系的に学ぶことができます。

    ・SC-100
    ・SC-200
    ・SC-300
    ・SC-400
    ・SC-401
    ・SC-900

終わりに

一旦AZ-900から始めてみようと改めて思いました。

全部合格しようとしたら何年かかるんだろう。