皆さん、こんにちは。
あと3ヵ月で誕生日を迎えますが何歳になったか分からない男、須山颯己です。
【prompt】学生向けで生成AI講義をした時にウケたコンテンツ | cloud.config Tech Blog
1年前のアドベントカレンダーでは、鈴鹿高専で生成AI講義をしてるという話をしておりました。
今年度もありがたいことに生成AI講義をしており、須山は何と講師側のリーダーも務めております。
リーダーの務めとして「講義」自体の説明をする機会があったのですが、想像以上に難しかったのでここに書き留めておきます。
講義の目標を定める
講義が決まった時点で大まかに要望があると思うので、そこから目標を定めていきます。
須山的に考えている講義における目標の定義は下記です。(ざっくりで良いと思います)
- 受講生に最終的に何を学んでほしいか
- 例)生成AIに触れてもらうことで、日常生活で使ってもらう
- GaiXerなどのサービスを使用する際は、受講者がどの程度まで利用できるようになっているか。
- 例)自分である程度理解してプロンプトを書くことが出来る
この2つが決まっていれば一旦はOKだと思います。
時間配分を考える

90分を想定して実際にいくつか時間配分案を考えてみました。
講義の時間配分を考える上で一番大変なのは演習時間をどれくらいとるかだと思っています。
個人的には
- 受講者一人で演習を行う場合は10分~15分を何回か行う
- グループワークを行う(受講者が2人以上で話し合ったりする)場合は15分~20分を何回か行う
が良いと考えています。
何回か行うことの意図としては、
- 区切りを作ることで受講者が集中しやすい環境になる
- 演習を長い時間とりすぎると、受講者が飽きてしまう
- 演習と演習の間でヒントを出すことで、前半で手詰まりになった人でも後半で正解しやすくなり講義の満足度が必然的に上がる
- 当日トラブルがあっても時間が調整しやすい
があります。
私は講義内で学んだことを最後に受講者が手を動かしながら確認できることを目的として、振り返りの前に少し演習を入れるようにしています。
自己紹介について
講義をすればするほどないがしろになりがちな自己紹介。
私は自己紹介こそ毎回きちんと行うべきであると思います。
須山は高専生時代バイトで個別指導の塾講師をしてました。その時の塾長からこのようなことを言われました。
「授業の前には生徒と必ず雑談をして仲良くなりなさい。何も知らない人から教わるのとある程度人となりを知ってる人から教わるのでは、どんなに上手に教えても生徒の勉強の吸収率に差が出るので。」
嫌いな先生と好きな先生とでその教科の勉強量や分かりやすさに差が出るみたいなものです。この言葉を聞いてから、講義など人に何かを教える時は、出来るだけ自分について分かってもらえるような自己紹介を心掛けるようにしています。
終わりに
つらつら書いてきましたが、書いた内容がすべてではありません。(すべて書こうとするとありえないことになる)
皆さんの輝かしい講義ライフの参考になればと思います。






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