腕時計型デバイス「Emma」について

こんにちは。本日記事を担当する小寺です。
今日は、先日開催されたBuild 2017の中で発表された腕時計型デバイス「Emma」について紹介します。
先日の記事でも紹介されていましたが、Build 2017 KeynoteはChannel9で観られるようになっています。
Channel9
「Emma」はパーキンソン病に悩む人のために開発されました。

パーキンソン病とは神経変性疾患の1つで、手足の異常な震えや運動機能の悪化により、ちょっとした動作も困難になってしまう病気です。
この腕時計型デバイスは、パーキンソン病の症状の1つである手の震えを抑えてくれます。
デバイスにはセンサーとモーターが搭載されており、
モーターの振動によって手の震えを相殺してくれる仕組みになっています。
イヤホンやヘッドホンなどに搭載されている、ノイズキャンセリングと同じ仕組みですね。
実際にパーキンソン病患者のエマ・ロートンさんが「Emma」をつける前とつけた後で四角形を書いてみると、違いがはっきりとわかります。


パーキンソン病は治療方法はいくつかありますが、
パーキンソン病そのものを治す方法は明確にはありません。
そのような病気がこのように技術によって改善されることは素晴らしいと感じました。
2015年に手の震えに困っている人々が楽しく食事をすることができるスプーンをGoogleが開発するなど、近年、病気によって日常に支障ができてしまっている人に向けた開発が増えています。
そのような技術が今後も増えてほしいです。






![Microsoft Power BI [実践] 入門 ―― BI初心者でもすぐできる! リアルタイム分析・可視化の手引きとリファレンス](/assets/img/banner-power-bi.c9bd875.png)
![Microsoft Power Apps ローコード開発[実践]入門――ノンプログラマーにやさしいアプリ開発の手引きとリファレンス](/assets/img/banner-powerplatform-2.213ebee.png)
![Microsoft PowerPlatformローコード開発[活用]入門 ――現場で使える業務アプリのレシピ集](/assets/img/banner-powerplatform-1.a01c0c2.png)


