こんにちは、新入社員の唐口です。今回は、5/29~30に開催されたde:code 2019に参加して様々な企業のブースを見てきたので、その情報をお伝えします。
de:codeとは
Microsoftが主催するエンジニアを対象にしたテクニカルカンファレンスです。AI、Mixed Realityなど最新のテクノロジーを学び、体験できるセッションとプログラムが提供されています。私はEXPOエリアのみの無料枠で参加させていただきました。
EXPOエリアでは、様々な企業が提供している最新テクノロジーを用いたソリューションを体験することができます。
HoloLens を用いた業務改善ソリューション
会場は、様々なカテゴリに分けられてブースが配置してあります。個人的には、HoloLensを用いたソリューションを提供している Mixed Reality Solution Experience エリアが興味深かったのでそこについてお伝えします。
ナレッジワークス株式会社様のブースでは、HoloLensを用いて、IoH (Internet of Human) の未来を体験することができました。
デモでは、健康状態の可視化アプリを実際に動かすことができました。
社員の方は装着した活動量計をネットワークにつなげることで、DBに情報を収集しています。HoloLens越しに社員を見ると、顔認識によって社員を識別し、その後DBから社員の健康状態データを取得し、それが顔の横に表示されます。
デモ時の私視点からの画像が取得できなかったので、資料に載っていた写真をイメージとして紹介します。
このようなデータが見えることで、過労や体調不良、過度の緊張といった見過ごしがちな生産性阻害要因を把握しやすくなるそうです。
実際に体験してきた感想としては、顔の横に情報が表示される体験が非常に新鮮で面白かったです。またデモでは、音声コマンドを用いて顔認識と情報表示を行っていたため多少のタイムラグが発生していましたが、今後リアルタイムでの情報表示が可能になれば、病院や介護の現場でも、病人やお年寄りの健康状態の把握という点で活躍できるのではないかと思いました。
この記事を読んで興味が湧いた方は、是非ナレッジワークス株式会社様のHPもチェックしてみてください。
ナレッジワークス株式会社
http://www.knowledge-works.co.jp/
この他にもMixed Reality 体験ブースではHoloLensを使った現場業務の支援システムなど、様々なソリューションが体験できました。どのソリューションでも今までにないユーザ体験を実現しており、今後もMixed Reality分野は要注目だと感じました。
最後になりますが、ブログでの紹介を快く承諾してくださったナレッジワークス株式会社の方々に感謝します。