業務効率化Botを体験@decode 2019
2019-05-31
はじめに
de:code 2019にEXPO PASSで参加させていただきました。
今回はEXPOで展示されていたSoftBank Technologyさんの業務効率化ソリューションKnowledge Botについて紹介します。
Knowledge Botの機能
Knowledge Botとは問い合わせ業務の効率化を実現するBotサービスで、以下の機能を提供しているそうです。
- チャットボット機能:チャットボット機能のフレームワーク
- Q&A管理機能:Q&Aデータベースに質問・回答を登録・編集する機能 csvのテンプレートで入力可能
- 同義語機能:同義語(正式名称・略語)を登録する機能
- 未回答管理機能:検索時、回答にたどり着かなかった質問を保存しておく機能
- Azure AD認証:Office 365アカウントでログイン可能
- 自動翻訳機能:日本語でQ&Aのメンテナンスを行うだけで多言語対応ができる機能
Knowledge Botの流れ
画像のようにBotの「問い合わせ内容を入力してください」という問いかけに対して、ユーザが質問を入力します。
そして、登録されているQ&Aに該当した場合はその回答を出力し、該当しなかった場合は「サポートセンターに連絡してください」といったメッセージが出力されます。
実機で触らせていただいたのですが、写真を撮り忘れてしまったため、パンフレットの図をお借りしました。
おわりに
言語処理の分野で、質問と文書から回答を生成するQuestion Answering、回答から質問を生成するQuestion Generationや同義語を文書などから抽出するSynonym Extractionといった研究が盛んです。 そのため、Q&A管理機能の入力が機械のマニュアルや企業の規定文書になったり、同義語が自動で追加されたりなどの拡張がいつかされるかもしれませんね。
また、いただいた「お父さんカレー」がかわいらしかったので最後に貼らせていただきます。