こんにちは、今回はブログや手順書等で何かと撮る事の多いAzure Portalのキャプチャに便利なFirefox用拡張機能を紹介します。
Azure Maskとは
Azure PortalのサブスクリプションIDなどのGUIDやメールアドレス、キー、接続文字列などをぼかしてマスクするFirefox用の拡張機能です。
拡張機能を利用すると下の画像の様にAzure Portalの右上に表示されるユーザー名はディレクトリ名のみが表示され、リソースの概要ではサブスクリプションIDがブラウザ上でもマスクされた状態で表示されます。
技術系のブログや手順の説明などでリソースの接続文字列をコピーして取り扱うという事は多いですが、接続文字列周りのスクショはスクショを撮った後に結構意識してぼかしとか入れる必要が有りますよね。
Azure Maskを使えばスクショを撮った後に画像の加工を行う必要なく、ぼかし入りの状態でスクショを撮る事が出来ます。便利
ぼかしがかかっている状態でも接続文字列右のアイコンを押せばクリップボードにコピーされるので、普段の開発とスクショを撮る際にいちいち拡張機能のon/offを切り替えなくてもPortalを基本そのまま操作出来ます。
インストール/使用方法
Firefoxにて下記のアドレスから拡張機能を入れるだけで大丈夫です。
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/azure-mask/
(以前はGitHubにも記載されている様にChrome用拡張機能が存在しており、私も以前のPCでは利用してましたが改めて検索するとChrome ウェブストアから拡張機能は無くなっておりました……)
Azure Maskの使い方は簡単で拡張機能をインストールした後にブラウザ右上に表示されるアイコンをクリックして [Toggle All Masks]をonにすればPortalの情報にマスクが掛かります。簡単!
まとめ
今回紹介したFirefox用の拡張機能を使ってAzureブログ等で発生する細かな画像編集の手間を無くしちゃいましょう。
余談ですが個人的にブラウザの手順等をスクショを撮るならAzure Maskを抜きにしてもFirefoxの方が Chromeよりも標準機能で手軽かつ便利にスクショを撮る事が出来てオススメです。
Chromeでスクショを撮るにはデベロッパーツールを起動してコマンドからスクショを実行しないといけないですが、Firefoxはctrl+shift+sのショートカットからスクショを実行出来たり、HTMLの要素を指定したキャプチャが楽なので。