[機械学習であそぼ]AI Builderで銀行の顧客のローンが通るかどうかを予測するモデルを作成しよう
2019-08-16
目次
- はじめに
- データのアップロード
- 1. 「データ」>「エンティティ」>「データを取得」を選択
- 2. 「テキスト/CSV」を選択
- 3. aib_personalbankloan.csvをアップロード
- 4. クエリは特に編集せずに「次へ」
- 5. 以下のようにエンティティをマッピング
- 6. 「手動で更新」を選択して「作成」
- モデルの作成
- 1. 「AI Builder」>「ビルド」を開き、「二項分類」を選択
- 2. モデル名を入力し、作成(名前が被っていたら適宜変えてください)
- 3. 過去の実績を以下のように選択
- 4. 予測の内容に影響するフィールドをExcelに載っていたものすべてにして「次へ」
- 5. 「電車(trainの誤訳)」をクリック
- 6. 作成したモデルを開き、パフォーマンスを確認する
- おわりに
はじめに
前回はAI Builderの物体検出モデルをPowerAppsで使ってみました。
今回は公式が公開しているデータセットを用いて、銀行の顧客のローンが通るかどうかを予測するモデルを作成しましょう。
データのアップロード
ここからダウンロードしてきたデータをAI Builderで利用できるようにアップロードします。
あらかじめ、テスト用に上から10人分のデータは抜いておきます。
1. 「データ」>「エンティティ」>「データを取得」を選択
2. 「テキスト/CSV」を選択
3. aib_personalbankloan.csvをアップロード
4. クエリは特に編集せずに「次へ」
5. 以下のようにエンティティをマッピング
6. 「手動で更新」を選択して「作成」
モデルの作成
いよいよ、モデルの作成をしていきます。
1. 「AI Builder」>「ビルド」を開き、「二項分類」を選択
2. モデル名を入力し、作成(名前が被っていたら適宜変えてください)
3. 過去の実績を以下のように選択
4. 予測の内容に影響するフィールドをExcelに載っていたものすべてにして「次へ」
5. 「電車(trainの誤訳)」をクリック
データサイズが大きくないので3分くらいで終わるはずです。
6. 作成したモデルを開き、パフォーマンスを確認する
トレーニングレポートが作成されていたので確認します。
一応リトレインしておきましょう。
リトレインしてもトレーニングレポートが変わりませんでした・・・。エラーではなく、警告なので大丈夫でしょうということで、公開してモデルをPowerAppsで使えるようにしておきます。
おわりに
公式が公開しているデータセットを用いて、銀行の顧客のローンが通るかどうかを予測するモデルを作成しました。
物体検出モデルなどのようにクイックテストができないので、うまくいっているか不安ですが、次回からPowerAppsでアプリを作成していきたいと思います。