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自動なのに「人手不足」で消える自販機の皮肉な運命

自動なのに「人手不足」で消える自販機の皮肉な運命 2019-10-08Leave a comment
自販機

こんにちは。藤谷です。

皆さんは普段自販機を使いますか?いちいちレジに並ばなくて良かったり、店のないところや気軽に買えてあるとありがたい自販機。

そんな便利なはずの自販機が危機に瀕しています。本来、無人で販売でき、人手不足を解消してくれているように見える自販機が人手不足で減っている…そんな皮肉な状況に陥っています。今回は、ITの観点からその実態に迫ってみます。

10年で10万台も減っている自販機

自販機は商品を補充したり、お金を回収するなどの定期的なメンテナンスが必要であり、そのメンテナンス人材さえも不足しているのだとか。

この10年で自販機はなんと10万台減り、1台当たりの売上も1割以上減だそうです。その背景にはコンビニが増えすぎているというのもありますが、30年間ほとんど自販機ビジネスは変わっていないそうです。

消える自販機、人手不足が直撃 10年で10万台減https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50280440X20C19A9X13000/

恐らく今後、この現象は急速に加速することでしょう。そもそも日本は自販機は多すぎるので半分ぐらい減っても問題ないと思いますが…。

あまりに非効率な自販機を変えるIoT

そういった流れが強まるの中、やっと各社が「不良債権化」した自販機に対して危機感を持ち始めたようです。自販機のIoT化。商品の在庫状況、自販機の不具合、売上状況などを遠隔で監視し、必要な自販機にのみ商品を手配するなどメンテナンスを施すというもの。

自販機稼働台数は233万台らしいのですが、これだけの数をIoTを全く活用せずに運用していたというのが信じられません。どうして今までやっていなかったのか?疑問です。

新たに策定した24年までの中期経営計画では、自販機も含めた業務全体で約350億円のコスト削減を目指している。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50280440X20C19A9X13000/

世界で稀に見る自販機天国といわれる日本、そこには非効率で 350億円もの無駄だらけな実態があったのです。自販機を変えるだけでも大きな前進です。

東京五輪に備え、伊藤園が自販機をIoT化する理由

現金禁止自販機で人手不足を救う

各種電子マネー、PayPayなどのバーコード決済を利用できる自販機を導入し、現金は受けつけないようにすれば、現金管理コストがそれだけで大幅に下がるはずです。釣銭不足で10円玉が大量に出ることもなくなります。

国全体でキャッシュレスを推進しようとするなら、これぐらい思い切ったことをしなきゃ、深刻な人手不足は解消できないのでは?と思っています。

実際に現金禁止なお店が出てきている時代ですし「自動」販売機なのですから、現金禁止にしちゃうメリットは計り知れません。

各種キャッシュレス決済に対応した自動販売機が更に便利に 自動販売機でのモバイル決済サービスを拡大

自販機は改善の余地がありすぎるので、今後さらに良くなっていくことに期待です。

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中国の興味深い自販機

ツイッターで以下のようなツイートを見つけました。画面を覗き込むだけで顔認証決済がされて購入できるのだとか。

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