香川でGo言語の勉強会に参加して地元の技術コミュニティの活発さを知った回
2019-12-30
azblob://2022/11/11/eyecatch/2019-12-30-attend-to-go-study-meeting-in-kagawa-000.png

はじめに

こちらの記事は自身のブログとのマルチポストになります。

年末ですね。
私の方でも27日に仕事納めをして、次の日の28日には朝一で飛行機に乗って地元の香川に戻ってきました。
そしてその日の午後にはその地元香川で開催されているgolangの勉強会に参加してきたので、そのレポートをしたいと思います。
参加した理由は主に2つあって、一つは新しい言語を触ってみたいというのと、もう一つは地元の技術コミュニティの様子を知っておきたいというものです。
技術コミュニティはどの地方にもありますが、都内ほどエンジニアが分布しているわけではない中で、どんな人たちがどんな風に技術コミュニティを築いているのか?ということを知りたかったのです。
自分も時々1週間単位で休暇を取得して実家に帰ってきたりしているので、その時に何かしら参加できるコミュニティはないかと探して、今回その手始めにこの勉強会に参加した次第です。

香川Go言語 わいわい会

  • connpassのイベントページ
    今回の勉強会の主なテーマは、Go言語で2Dゲームを開発できるライブラリの「Ebiten」でゲームを作ってみよう!というものでした。
    形式としてはもくもく会で、基本的には教え合いながら作業して、最後にちょっと今日やったことを発表しようねというものでした。
    また、それと同時にGo言語の初心者向けにGo言語の基礎編の講座も開かれていました。
    今回の参加者の中には、中学生、高校生で参加していらっしゃる方もおり、この年齢でconnpassで勉強会イベントを知ってそこに飛び込んでくる勇気と積極性には参加者も主催も驚いていました。
    ぜひプログラミングや何かしら作ることを楽しんでいってもらいたいものです。
    自己紹介を聞いていると経験のある言語の一つとしてどちらの方もPythonを挙げており、今時プログラミングを始める方はやっぱりPythonから触るのが鉄壁なのかなぁと感じたりもしました。

勉強会の様子

やったこと

私は以前go言語の記事を書いたくらいにはGo言語を触っていたのですが、だいぶん内容を忘れていたので基礎編に参加しました。
資料は主催者様のGithubにまとめられていて、次回開催時の資料の改造編もここから見られます。
内容としては、コマンドコンソール上で動く簡単なタイピングゲームアプリを作ろう!というもので、goのコードの走らせ方、変数、配列、if文、for文、入力、出力・・・といった基礎的な内容をカバーしていました。
やっているうちに内容を思い出してきて、余った時間で手元で出題をランダムにしてみたり配列の扱い方をもうちょっと調べたりしていました。

イベント会場あるある?会場の設備ネットワークに翻弄される参加者たち

イベント会場で使っていたPCは電源を落とすと保存したデータが消えてしまう仕様だったのでデータをgithubに上げておこうと思ったのですが、どうも手元でリポジトリがクローン出来ませんでした。
なぜかgithubに接続できないようです。
また、後ろではEbitenでゲームを作る組が「go getできない・・・(ライブラリが取得できない)」と頭を抱えていました。
おそらく施設のセキュリティの都合上、ネットワークの設定か何かでアクセスが遮断されている様子です。
自前のPCとモバイルルータを持参していた方々はおそらくあまり影響を受けなかったと思いますが、私はPCは設備のがあると聞いていたのでそれを使えばいいやと考えていたため、モロに影響を受けました。
一応書いたコードはgoogle driveに上げて持ち帰りました。
主催の方々も想定外だったらしく、次回開催時の課題として解決策を考えるそうです。

・・・帰ってから後で思いついたのですが、こういう時こそ自分が推している(推している?)visual studio onlineのユースケースの一つなのかもしれません。
開発環境をAzure上でホストしていればその環境でライブラリのインストールやgithubとの間のやり取りを行う際にローカルのネットワークの都合の影響を受けないのでは・・・?
これはまだ思いつきでしかありませんが、試して動きそうであれば一度提案してみるのもアリかも?

地元の技術コミュニティはかなり活発だった

会の最後に、香川で活動している技術コミュニティの紹介がありました。
なんと、それらをまとめたサイトもあるそうです。
それを見ると、思った以上に多くのコミュニティががこの地域で活動していることが分かります。
はじめはconnpassで「香川」などで検索をかけて出てきた結果をざっと眺めて「2つか3つくらいかな・・・」等と考えていたのですが、実際にはそこで見られるものだけで12もの団体があり、毎月5つ、6つの勉強会が開催されているようです。
県における技術コミュニティの活発さでいうと、connpass上でも県の人口に対するイベントの頻度としては上位に入るらしく、自分の地元である香川県の技術コミュニティはかなり活発なんだなぁと感じました。
また今度帰省した時にも何かしら参加したいと思います。

おわりに

今回は年末の帰省して早々に参加した勉強会でGo言語を学び、香川県の技術コミュニティの活発さを知ることができました。
主催者の方々、参加者の方々、どうもありがとうございました!