研究で使った技術の紹介
- 1.Darknet/YOLOとは
- 2.インストール
- 3.モデルのダウンロード
- 4.動かしてみる
1.Darknet/YOLOとは
Darknet…
オープンソースのニューラルネットフレームワーク。言語はC。
実装が簡単でお手軽に試せる。
YOLO…
物体検出アルゴリズムの一つ。
僕はv2を使用していましたが、最新バージョンはv3です。
高い検出精度と高速なのがウリっぽい。
2.インストール
使ってた時はWindowsとMac両方使ってたんですけど、今回はMacの手順で進めてい行きます。バージョンも最新のv3で。
2.1Darknetのインストール
Githubから持ってきてコンパイルしていきます。
$ git clone https://github.com/pjreddie/darknet.git
$ cd darknet
$ make
今回はお試しなので画像認識のみで進めていきますが、リアルタイム動画からの検出とかしたい方は、CUDAとかOpenCVとか必要です。
その際には、Mikefileの設定を書き換えたりと多少の変更が必要になってます。
2.2モデルのダウンロード
$ wget https://pjreddie.com/media/files/yolov3.weights
学習済みのモデルです。
このモデルだけでも90?ぐらい(person,dog,bike etc..)のクラスが学習されていて、ある程度の認識が可能です。
3.動かしてみる
動かすには下記のコマンドを実行してみてください。
$ ./darknet detect cfg/yolov3.cfg yolov3.weights data/dog.jpg
動画だったら、detect部分がdemoになったり、学習だったらtrainになったりしますが、また詳しくは別で紹介します。
実行してみると、検出できた部分にフレームが出力されて、推測クラスが表記されます。
気になった方はv2のほうも試してみてください。いろんなもの検出してみて、精度とか比べてみると面白いかもしれないです。