- 初めに
- 高専のはなし
- ロボコンゼミ
- 新しいことって楽しい
- これから
- 最後に
1.初めに
皆さんこんちは。
2020新社会人の塚本です。高専本科卒の量産型高専生になります。
高専時代は、ほとんどの学生としての時間をロボコンに費やしました。
ロボコンでは主に、ロボットの制御やチームリーダとしてチームの運営や戦略・方針の決定などを行っていました。
そのため学生時代に経験したことは、ロボットの制御やで電子回路など現在チャレンジしようとしている分野とは大きく異なります。
また趣味の面ではFPSにドはまりし、あるタイトルを2年間やりこんだ結果3000時間もの時間を使っていました。。。
それでも何とか無事に?卒業して、晴れて社会人となることができました。
2.高専のはなし
次にロボコンについてお話をしていこうと思います。
まず入学当初の僕のスペックについて話そうと思います。
一言でいうといわゆる情弱といわれる部類の人間でした。では「なんで私が高専に」しかも情報工学科というゴリゴリの情報系の学科なのか、ということについてお話します。理由は簡単です。
「進路学習不足」です。。。理系カレッジって聞ていたんです。"工学"系カレッジってわかっていなかったんですね。しかし話を聞いてみると中々に面白そうなことをやっていたので、「まぁいいか」ぐらいの軽い気持ちで入学したのが本音です。
ここからは悲惨です。パソコンを使うんですよ、授業で。信じられなかったですね。だってほとんどパソコン触ったことないのに、いきなり「変な顔をバウンドさせるプログラム書いてみようか」みたいなこと言われて、この先ダイジョブなのか?って気持ちにさせられました。
しかしそこで出会ったのが「ロボコン」でした。
3.ロボコンゼミ
僕がそんなこんなで、絶望しているとロボコンゼミの勧誘に出会いました。
皆さんならどうするでしょう?パソコン苦手、回路なんてわからない、プログラムなんてもってのほか。入りたいと思いますか?ちなみに僕は1回は断りました。だがしかし!許されなかったんですね。その先輩は押しが強かったんです。「一回だけ!ちょっとだけ!」そう言って体験会へと渋々向かったのです。
そこから先は早かったです。「面白い」んですロボットを作るのって。すぐにロボットを作る魅力「ロボコンの魅力」へと飲み込まれていきました。すぐに入ゼミを決め、せっかくロボットについて学ぶならと「制御班」を志し、プログラムや回路と向き合い始めたのです。そこで様々な諸先輩方と出会い、様々な学びを得ました。その中でもすごく大切な価値観というものをロボコンゼミの活動の中で見出しました。
4.新しいことって楽しい
ロボコンで学んだ一番大きい事は「新しいことって楽しい」という価値観です。
皆さんは「新しいこと」ってどう感じますか?「緊張」「不安」「恐怖」様々なとらえ方があると思います。僕自身も新しいことに対して緊張や不安はあります。
ただしそれ以上に「楽しみ」なんです。技術系知識0の状態でロボコンゼミに所属して、学びを得てロボットを楽しく作る経験をした僕は「新しいことって楽しい」なって思うようになったんです。そこからは色々と技術以外でも、「新しいこと」に手を出しました。よく言えば「広く浅く」経験を積むことができました。
その中でも大きな得られたものとして、「コミュニケーション能力」があります。自分を表現するのがニガテだった僕(これのおかげでロボコンには入ってますが。。。)はロボコンでのチームリーダをはじめ、多くの発言する場やディベートの場に立つことが多くなりました。はじめはすごく「緊張」したし「不安」もいっぱいでした。しかし次第に「楽しく」なっていったのです。自分の意見に賛同してくれたり、褒められたり様々なフィードバックを得る中で、悪い意見ももちろんありました。それについては真摯に受け止め、次その人に褒められるようにしたのです。そうすれば喜び2倍ですよね。
5.これから
じゃあ、これからお前はどんな新しいことに挑戦するんだ?ってことになると思います。それについては「今回の就職そのもの」ということになると思います。
どう頑張っても社会人と学生では社会の中での立ち位置が変化します。そういった意味では、そもそもどんなジャンルであれ、就職自体「新しいこと」になるのかもしれません。そこに加えて僕は、ジャンルも変えてしまおう!と思ったのです。「Cloud」と「AI」まったくと言っていいほど触ったことがありません。
僕が書くプログラムってマイコンのレジスタ叩いたり、関数ひっぱってきてモータ回したり。そんなプログラムしか書いたことが無いんです。でも「Cloud・AI」なんか「楽しそう」じゃないですか?「Cloud・AI」技術的にも結構「新しい」ですよね。僕にとってすごく魅力的な世界でした。
なぜなら「新しく」て、しかも「楽しそう」だったんです。ロボコンの時同様、わからないことだらけで、苦労することは僕自身よく理解しているつもりです。
しかしそれでもその先にある、「達成感」や「楽しさ」を目指して頑張っていきたいと思って、この世界に飛び込んだのです。
6.最後に
最後になりましたが、前述の通りまったくの素人ゆえに、分からないことだらけになってしまうと思います。しかし、日々の業務を始めとして勉強に励み、一日でも早く多くの人の期待にこたえられるエンジニアを目指していきます。
先輩方につきましてはご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。