Power Platform を好奇心でいじってるゴリラ歴 34 年目の、荒井です!
今回は Power Apps のトリセツ、関数内でCDSを使用する時のtips編です!尊敬する横田先生のブログを模倣させていただき、タイトルをお借りしております(もちろん許諾は得てます)
はじめはCDS概要について簡単に紹介した後に、実際に関数内でCDSを使用する時の記述方法を紹介します。
PowerAppsの一般情報もモリモリ増えてきている昨今ですが、データソースの参考事例はExcelだったりSharepointのリストだったりと、なかなかCDSをデータソースにした記事が無かったので、CDSを使っている方に少し躓いた方のお役に立てると幸いです。
CDSとは?
正式な名前は「Common Data Service 」で、よく略称でCDS、CDSと呼ばれています。CDSは専門的なスキルがなくても利用を開始できるビギナーに優しいデータベースです。簡単に利用できるのにもかかわらず高機能で、Microsoftがデータソースのパフォーマンスをマネージドしてくれたり、高度なセキュリティで守られていたりと、手軽だけど最強なSaaSデータベースです。
詳細は、まとめ記事がありますので、そちらをご覧くださいませ。
参考「Power PlatformのCommon Data Serviceを利用する10の理由」
PowerAppsと親和性も高いのでCDSのデータベース接続も数手順で秒殺。連携も簡単です。
まさにPowerAppsやるならCDS使うっきゃない!って感じです。
PowerAppsからCDSを使ってみよう!
「チュートリアル: Power Apps でのギャラリーのカスタマイズ」では、CDSのエンティティ(データベースのテーブルのようなもの)を基に、キャンバスアプリを生成し、ギャラリーの一覧に検索機能を実装するチュートリアルが紹介されています。
ここで注意です。上記チュートリアルを参考にしながら自前で作ったCDSのエンティティにSearch関数をかましてもエラーが出ます。色々と試行錯誤した結果、CDSのデータソースを関数内で指定する時は以下書式で書けばエラーが解消できます。ポイントは太字部分です。[@エンティティ名]で指定する必要があります。
ギャラリーコントロールの「Item」プロパティに以下を入力して検索できるか試してみてくださいませ。
| コントロール名 | プロパティ名 | 数式バー |
| Gallery1 | Item | Search([@エンティティ名],検索条件テキスト,”検索対象とするエンティティの列名”) |
いかがでしたでしょうか?うまくCDSのエンティティに検索を実行できましたかね?
最強のSaaSデータベースであるCDSが大好きなので、これからもCDSに関する気づき、tipsは随時ブログで発信してきます。どうぞよろしくお願いいたします!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!!
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