Power AutomateでWeb API3分クッキング
2021-06-01
azblob://2022/11/11/eyecatch/2021-06-01-power-automate-web-api-000.jpg

はじめに

こんにちは。最近スーパーカブに乗りたくなっている出水です。 今回は、Power Automate を使ってWeb APIをサクッと作っていきたいと思います。

フローの作成

まずはフローを作らないと意味がないので作りましょう。 http://flow.microsoft.com にアクセスします。

インスタントクラウドフローを選択
インスタントクラウドフローを選択

HTTP 要求の受信をトリガーにフローが実行されるので、HTTP 要求の受信時を選択します。

インスタントクラウドフローを選択
HTTP 要求の受信時を選択

ここまで進めると、画像のようなフローが作成されます。

HTTP要求の受信時のコネクタ

method にはどのメソッドで要求を受け取るか選択します。 今回は GET を選択します。

relativePath にはAPIのエンドポイントを設定できます(/api/v1/ping とか)。 今回は /api/v1/ping に設定します。

Web APIは何も返さないと意味がないので、何かしら応答してあげましょう。 応答するコネクタは組み込みカテゴリの中の「要求」にあります。

組み込みカテゴリ
応答コネクタの選択

応答コネクタは以下の画像のようになっています。

それでは、返す応答を設定していきましょう。

状態コードは 200 を設定します。 他のHTTP ステータスコードはこのページを参照してください。 本文はJSONで返してあげたいので、以下のように設定しましょう。

{
  "response": "pong"
}

フローが以下の画像のようになっていれば完成です。

フローの全体図

フローの確認

完成したら早速試してみましょう。 今回はREST APIクライアントにInsomniaを使います。 ここでは詳細な使い方は省きます。

HTTP要求の受信時のコネクタにあるHTTP GETのURLに対してGETリクエストを送ります。 以下の画像のようにレスポンスが返ってきたら成功です。 お疲れさまでした。

レスポンス

おわりに

サクッと手軽にWeb APIが作れるので便利ですね。 ここまで読んでいただきありがとうございました。