【図解】Power Automateユーザー必見!知らないと損するエクスポート機能の活用テクニック
2025-04-22
azblob://2025/04/22/eyecatch/2025-04-22-powerautomate-export-function-000.jpg

ビジネスプロセスの自動化ツールとして広く活用されているPower Automate。日々の業務効率化に役立つフローを作成していると、「作ったフローを他の環境でも使いたい」「万が一に備えてバックアップを取っておきたい」といったニーズが出てきます。

そんなときに活躍するのが、今回ご紹介する「エクスポート機能」です。この記事では、Power Automateのエクスポート機能を分かりやすく解説していきます。

Power Automateのエクスポート機能とは

Power Automateのエクスポート機能は、作成したフローを外部ファイル(.zipファイル)として保存できる機能です。この機能を使うことで、フローの設定や構成をそのままの形で保存し、必要なときに別の環境で復元することができます。

エクスポートされたファイルには、フローのトリガー、アクション、条件分岐などの設定情報がすべて含まれています。ただし、接続情報(コネクタの認証情報など)は含まれないため、インポート先では再設定が必要になる点に注意が必要です。

エクスポートの手順

早速、エクスポートの手順を説明します!

1. エクスポートしたいフローを選択する

フローを選択
フローを選択

2. エクスポート>パッケージ(.zip)を選択

パッケージ(.zip)を選択
パッケージ(.zip)を選択

3. エクスポート設定を確認する。名前は必須入力で、インポートの設定は【新しく作成する】をおすすめします

エクスポート設定を確認

4. 【エクスポート】をクリックする

エクスポートを実行
エクスポートを実行

エクスポートする際の注意点

  • 接続情報は含まれないため、インポート先で再設定が必要
  • 環境固有の設定は調整が必要になる場合がある
  • バージョンの互換性に注意する
  • 機密情報が含まれるフローは、エクスポートファイルの管理に注意する

 

まとめ

意外と簡単だったと思います。Power Automateのエクスポート機能を活用することで、フローの管理や共有が格段に効率化されます。環境の移行、バックアップなど、様々なシーンで役立つこの機能を、ぜひ日々の業務に取り入れてみてください。