この記事はFIXER Advent Calendar 2021(https://adventar.org/calendars/6838)7日目の記事です。
はじめに
こんにちは堀です。
今回はIT&ビジネス用語を10選紹介していこうと思います。なんでそれ選んだの?って言われても私の独断と偏見で選んでいますのでご容赦下さい。IT用語だけではなくて一般的に知っておいて損はないような10の基本用語を取り上げていきます。みなさんは10個全て説明できますでしょうか。それでは見ていきましょう!
①API
「アプリケーション・プログラミング・インターフェース」の略です。アプリ等を共有する仕組みのことを指しています。API公開されているから自由に利用できますよ、って感じで使ったりしますね。
②RPA
「ロボティック・プロセス・オートメーション」の略です。バックオフィス系の業務を自動化する技術のことをいいます。最近では非エンジニア職の方々が、自ら業務を効率化できるRPAツールも多くみられるようになってきました。MicrosoftのPower Automateは弊社のTech Blogでもよく紹介させていただいております。
③ゼロトラスト
「どんなアクセスも信頼しない」的な考え方を根底にした、セキュリティ対策モデルのことをいいます。端的に言うと、全ユーザーの全デバイスからのアクセスを都度認証していくって感じです。MicrosoftのAzure Active Directoryはゼロトラストな製品ですね。
④RFI/RFP
RFI…「リクエスト・フォー・インフォメーション」の略です。情報提供依頼書ですね。入札・調達の時の情報収集が目的ですね。
RFP…「リクエスト・フォー・プロポーサル」の略です。提案作成依頼書です。発注先の候補相手に対して具体的な提案を求めるためのもので、システムの目的とか概要が詰まったものです。
⑤IoT
「インターネット・オブ・シングス」の略です。いろんなものに通信機能を搭載して情報を活用することをいいます。似たような用語でMtoM(Machine to Machine)なんかもありますね。
IoTですべてのものが繋がるとかって聞いたりしますよね。身の回りにある家電はどんどんインターネットを通じて操作できる時代になってきてますよね。
⑥SDGs
「サスティナブル・デベロップメント・ゴールズ」の略です。「貧困をなくそう」や「飢餓をゼロに」等の2030年までに達成すべき17の目標です。定義されたのは2015年9月のサミットなので6年以上が経過していますね。スーツにバッジをつけているビジネスマンも街でよく見かけました気がします。
⑦FAANG+M
アメリカの巨大テック企業の頭文字を組み合わせて作られた造語です。
F(Facebook、現メタ・プラットフォームズ)
A(Apple)
A(Amazon)
N(Netflix)
G(Google)
M(Microsoft)
⑧ステークフォルダー
企業経営に深く関わりのある利害関係者のことをいいます。具体的には「取引先」「株主」「債権者」「従業員」「政府」等々です。会社のIR情報の発表する際によく<ステークホルダーの皆様>的な感じで使われてたりしますよね。
⑨BS/PL
BS…「バランス・シート」の略で貸借対照表のことです。「資産」「負債」「純資産」の3要素で構成されており、特定の瞬間(決算のタイミング等)の財政状況を表したものです。
PL…「プロフィット・ロスステートメント」の略で損益計算書のことです。ざっくり説明すると「収益」から「費用」を引いた「利益」で構成されています。特定の期間(年間・四半期等)の利益状況を表したものです。
⑩キャズム理論
最後に紹介するのはキャズム理論です。10選の中でなんで選んだ?が一番強いですね。
製品とかサービスへの市場への普及率を表したマーケティング理論のことをいいます。ユーザー層を製品の普及率に合わせて①イノベーター②アーリーアダプター③アーリーマジョリティ④レイトマジョリティ⑤ラガードの5つに分けます。ここで②と③のユーザーの間に壁(キャズム)があってこれを超えられるかどうかが重要だといっている理論です。誤解を恐れずに言えば、インフルエンサー(②)と、話題や流行は常に追いかけてるぜ(③)って人の間にはかなり大きな溝があるってことです。
ちなみに僕の基本スタンスはたぶん④のレイトマジョリティな気がしますね~
終わりに
いかがだったでしょうか。ざ~っくり説明してきましたが、全て自信を持って説明できましたでしょうか。もし知らなかった用語があった方はこれを機会にぜひ覚えていただけたらと思います。今回は以上です。お疲れさまでした!