『VPN』って何者?
2022-04-14
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ご挨拶

みなさんこんにちは!中山です。

前回の自己紹介ブログから1週間ほど経ちましたが、その間に入社式を経て新人研修が始まりました!

入社式では社員のみなさんから手厚い歓迎を受け、身が引き締まりながらもこれから頑張っていこうという意欲が湧いてきました。

また、つい最近ちょっとした悩みができてしまいました。

それは『家事』です。

FIXERに入社してから一人暮らしを始めたので、当然家のことは自分で行っています。

家の方は集合住宅を借りて暮らしているのですが、ご近隣の方にご挨拶回りをしてみてビックリ!

なんと左右のお隣さんに上のお家、左上右上のお家みーーーんなお子さん持ちのご家庭でした

しかも0歳から1歳の赤ちゃんなのでご両親が一番神経すり減らしている時期で大変だなと思いました…

研修が始まってからは帰宅するのが20時頃になります。

帰ってからは料理、洗い物から洗濯や掃除もしなければいけないのでなるべく早く帰宅し、近隣のご迷惑にならない時間にそれらを済ませなければなりません…

実家では一軒家に住んでいたので騒音での近隣のご迷惑を考えることはなく、これからどうしようかと解決策を模索中です…

さて、ここから本題に入っていきますが

みなさんは 『VPN』 使ってますか?

某ウイルスの流行により社会情勢が大きく変化したこの頃ですが、

会社員のみなさんから学生まで生活スタイルに影響が出たと思います。

その1つにテレワークの需要が急増したことが挙げられます。

感染対策のために出社が制限され、慣れない在宅勤務での業務に勤しまれた方々も多いのではないでしょうか。

その際に 『VPN』 を使って会社にアクセス、業務を遂行するといった形を取られた会社は多いのではないかと思います。

そんな、急激に身近な存在となったVPNですが、

  • VPNとはそもそも何者なのか?
  • なぜVPNを利用する必要があるのか?

こんな疑問を抱いたことはありませんか?

今回はそんなふんわりとした疑問についてできるだけわかりやすく、技術的な面を少なめに解説していきたいと思います。

VPNとは

まずは名称から紐解いていきます。

『VPN』 とは Virtual Private Network の略称です。

これを直訳すると『仮想的な専用線』という意味になり、ここでいう『専用線』というのは、ネットワークの話になります。

つまるところ、『仮想的な専用ネットワークを敷くことができるもの』という認識でいいと思います。

具体的には、普段利用している公共回線の中に仮想的な専用回線を敷くための技術になります。

このVPNを利用して会社内のネットワークにアクセスすることで、通信の安全性を確保しセキュアな通信が可能になります。

そのため、業務において機密事項を取り扱うことが多い会社でVPNの需要が急増したんですね。

VPNの成り立ち

先ほどはVPNとは何か、というところをざっくりと解説しましたが

正直なところいまいちしっくりきてないと思います。

恐らく

  • 専用線ってなんぞや?
  • なんでセキュリティ性が上がるの?

といった感じで引っかかっているのではないかと思います。

そもそも、専用線(Private Network)を利用するとなると

プロバイダに連絡し、実際の回線工事をしてもらって開通、という手順が必要になります。

普段利用している回線というのは、他とのユーザと共用で利用しているものになります。

それに対し専用線というのはその名の通り『専用』の回線なので他のユーザの通信が通ることはありません。

そのため、通信の傍受や改ざんのリスクが根本的な部分で減るので会社によっては利用していることがあります。

しかしながら、自分たちのためにプロバイダに回線を敷いてもらうので当然コストはかなり高いです。

在宅勤務になったからといって専用線を自宅に通す、なんてのはちょっと現実的じゃありませんよね。

そこで登場するのがVPNです

VPNは先ほどもお話しした通り、共用回線に対して仮想的に専用線を通すので回線工事などは必要ありません。

利用するユーザが物理的に用意しなければいけないのはPCなどの端末のみ!

そのため、利用コストが大幅に削減され非常に手軽なものになりました。

ただ、共用回線を利用しているので、回線が混雑していると通信速度が落ちたり…というような通信品質の影響は受けてしまいます。

そこは専用線に軍配が上がりますね。

VPNのセキュリティ性

ここまでの話でVPNというものが専用線を仮想的に実現したもので、とてもお手軽!ということはご理解いただけたと思います。

そうなると

「わざわざVPN使う必要あるの?普通にインターネット使って会社に接続すればよくない?」

という疑問も出てくると思います。

まず、会社の業務のためにインターネットから社内にアクセスするというのは非常に危険です。

なぜかというと、通信の傍受や改ざん、さらには不正アクセスやサイバー攻撃などのリスクが非常に高まります。

先ほど専用線のセクションで少しお話ししましたが、普段インターネットにアクセスするために利用している回線は他のユーザとの共用です。

なので悪意ある他のユーザから通信の傍受されたり、さらには通信内容の改ざんをされてしまうというリスクがあります。

通信の内容まで見えなかったとしても、通信先を見られてしまうと会社に対して攻撃を試みる輩もいるかもしれません。

機密情報の塊である社内に対してそんな状態でアクセスするのはかなり怖いですよね。

そこで登場するのがやはりVPNです。

VPNは、通信する際に通信内容から通信先まで暗号化をします。

暗号化をしてしまえばこっちのもんです。悪意あるユーザが盗み見たり悪いことをしようとしてもまずできません。やったー!

暗号化してセキュリティ性を確保することで一般の共用回線を利用することができるということですね。

VPNと専用線の比較

ここまで専用線、VPNの解説をしてきましたがごちゃついてしまったので少し整理がつかないかもしれません。

そこで、ここまでお話しした内容を表にまとめてみました。

比較項目VPN専用線
コスト低い高い
通信品質共用回線の影響を受ける共用回線の影響を受けない
ハードル比較的低い非常に高い
セキュリティ性高い非常に高い
VPNと専用線の比較

VPNで通信の暗号化などのお話をしましたが、専用線はそもそも限られたユーザしか利用することができないのでセキュリティ面では圧倒的な強さを誇ります。

なのでVPNもセキュリティ性は高いですが、専用線の方は非常に高い、とさせていただきました。

VPNソフト、利用方法の違い

ここまでVPNとはなんぞや?という部分をメインに解説しました。

では実際はどんな風にVPNを利用しているのか?という部分も気になると思います。

1口にVPNといっても技術的な方式から、ユーザがどのように利用するか、という点も含めて様々なものがあります。

特にユーザから見て違いが分かりやすいのは

  • 専用のソフトウェアを利用するのか
  • PCやスマートフォン標準搭載のソフトを利用するのか

だと思います。

こちらもネットワーク的にどの部分でVPNの暗号化が行われているのか、というところで違いが生まれているのですが少し難しくなってしまうのでまた別の記事でお話ししようと思います。

VPNソフトウェアにおいても非常に多様ですが、個人的におすすめなのは『Softether VPN』です!

ソフトイーサVPN icon by Icons8

こちらはSoftetherプロジェクトという筑波大学さんの研究プロジェクトで開発されているオープンソース(無償)のVPNソフトウェアになります。

利用する際にはVPNクライアントのインストールが必要ですが、
VPNサーバ、VPNクライアント共にとてもセットアップしやすく初学者の方が試しに触ってみるのにもおすすめです!

外で作業してる時などでも外出先から家のPCにアクセスしたい!といった状況が発生する方などはぜひSoftetherでVPNサーバを構築してみてはいかがでしょうか?

まとめ

ここまでで

  • VPNとは仮想的な専用線である
  • 専用線に比べてVPNは非常にお手軽
  • VPNを利用することで通信の安全性が向上
  • VPNと専用線それぞれに違ったメリットデメリットがあること
  • おすすめのVPNソフトウェア

ということをお話ししました。

拙い文章ですが、少しでも理解の手助けになれたなら幸いです。

近いうちにVPNのもっと踏み入った話をできればなと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ではまた!