それでもベンチャーなの? ~The Venturesを知ろう
2022-12-23
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ベンチャーってなんなのさ!

就職/転職活動に勤しむ皆さんも、そうでない方も「ベンチャー」って言葉、見聞きしすぎて耳に風穴空いちゃってるんじゃないでしょうか?

そんな馬耳東風Ladies and Gentlemen, Boys and GirlsEveryoneもこれを読んだらVentureについて完全に理解します。多分ゼッタイかも。

このご時世、ベンチャーの言葉の意味も知らないようでは行き詰まりますし、しっかり覚えて君も今日からVentures!!

...とは言ったものの今更ベンチャーの説明かよと思われるし、タイトル詐欺じゃん帰ろ帰ろなんて思われることは世の常なんでね。さっさと説明して本題に入りたいお年頃です!


ベンチャー

  • ベンチャー企業 : 革新的な技術・製品・サービスを開発し、イノベーションを生み出す企業であり、中長期的に目標達成を目指す設立数年程度の若い企業。
      -  日本政策金融公庫  現代のベンチャー企業を知る  
  • スタートアップ企業 : 革新的な技術やアイデアを取り入れながら、新しいビジネスモデルを開発し、短期間(2~3年)での目標達成を掲げる企業。

    - マイナビ転職 転職実用辞典 キャリペディア

  • Venture: 「冒険・投機」(英語)

といったところでもうベンチャーについて語る気はとっくにないので本命に移ります!The Ventures !!


Ventures!!

おーまいVentures!!

もう早くみんなに紹介したくてしょうがなぁああぁあぁVentures!!!

ただ僕、音楽については全くのド素人ぺーぺーなのでなんか一人で盛り上がってんなーこのにわか。程度に思ってあげてくださいね。

guitar

The Ventures 

ということで今回の企画は「The Ventures 」のご紹介です!!

なんかもう、名前を見聞きしただけでわかりますよね。

幼い頃の、母の腕の中で眠るように目を閉じ、あなたの胸にそっと手を当て、いまじん!

「The Ventures 」どんなロゴが思い浮かびますか?そのどれもが正解も間違いもない、あなたの想いうかべたVenturesがThe Ventures !!

う~~~ん。いいなぁ。  ザきを

これを読んでるあなたの心にはどんなThe Ventures がいたかな?Twitter "#TheVentures"でおしえてね!

 


The Ventures 

1959年にアメリカ出身のDonald Lee "Don" WilsonRobert Lenard "Bob" Bogleにより結成された。幾度かのメンバーチェンジを経て、現在も活動中のインストゥルメンタル・ロック・バンド。

サーフ・サウンドの元祖とされ、2008年にはロックの殿堂入りを果たす、日本のポップスやロックに多大な影響を与えたバンド。

「Walk Don't Run」「Diamond Head」「Slaughter On 10th Avenue」「Pipeline」「Caravan」などが代表曲にあるが、彼らの提供する楽曲のその多くが既製曲を中心としたものになる。

現在のメンバー : 

  • Melvyn Leon Taylor Jr.(ドラム)
  • Bob Spalding(リードギター, リズムギター)
  • Ian Spalding (リズムギター・ベース・キーボード)
  • Luke Griffin(ベース・リードギター)

結成当初からThe Ventures を名乗っていたわけではなく、「The Impacts」から「ヴァーサトーンズ」を経てThe Ventures を名乗る。ネームは"Don"の 母ジョシーの発案によるもの。結成当初は、リードギターとリズムギターを曲ごとに交代するギターデュオの体制でドラムやベースはいなかった。

かつてのメンバー : 

  • Donald Lee "Don" Wilson(リズムギター)
  • Robert Lenard "Bob" Bogle(ベース・リードギター)
  • Nokie Edwards(リードギター・ベース)
  • Gerald James "Gerry" McGee(リードギター・ベース)
  • George T. Babbitt(ドラム)
  • Howie Johnson(ドラム)
  • Mel Taylor(ドラム)
  • JOE BARILE(ドラム)
  • John Durrill(キーボード)
  • Bif Vincent(キーボード)
  • Dave Carr(キーボード)
  • Sandy Lee(オルガン)

結成から現在までで幾度ものメンバー交代を経て、現在はオリジナルメンバー全員が他界してしまいましたが彼らの中にはその奏法が現在も受け継がれ有名になった方もいます。

Nokie Edwards(リードギター・ベース)

彼のリードギターは当時、多くの日本のギタリストに影響を与えそのテクニカルな奏法はNokie Style とも呼ばれる。カントリー・ミュージックやブルーグラスといったアコースティック音楽が彼に大きな影響を与え、フィンガーピッキングやカントリーリック(即興てきな)を取り込む。

Mel Taylor(ドラム)

「Caravan」のドラムソロではメンバーのベースの弦をドラムスティックで叩く"Stick on Bass"が有名。

原型は「The Big Noise From Winnetka」という曲で彼の心酔するGene Krupaがウッドベースの弦をスティックで叩く奏法を披露したことにある。

数多くの名曲を世に生み出してきたThe Ventures、彼らの楽曲のその多くが既成曲であることは先ほども説明したが、その中でも僕が愛してやまない名曲をいくつかご紹介します!好きな曲はよく聴くけど、マンネリ化してきちゃった。という方もそうでない方も、ぜひ聴いてみてください。飛ぶゾ。


【おヌヌメの楽曲7選】

Caravan

The Venturesといえばこの楽曲、というほどに有名。彼らのライブでアンコール曲では必ず演奏される。

原曲はジャズの楽曲。Duke Ellingtonと、Juan Tizol (Ellington楽団のトロンボーン奏者)が1935年に作曲した。

Manchurian Beat (さすらいのギター)

原曲はロシア民謡。「満洲の丘に立ちて」(原題 : На сопках Маньчжурии)当初は吹奏楽曲として作曲された。

The Venturesはこれをアグレッシブにアレンジし1971年にリリースする。

Wipe Out

原曲はThe Surfarisのサーフ・ロック・インストゥルメンタル。

曲の入りはクラッキングサウンドで曲を紹介し、サーフボードが割れる音を表現している。

続いて「Hahahahaha Wipe Out」と躁病の声が響き渡り、演奏が始まる独特な一曲。

おススメはThe Ventures 30thライブでの演奏だ。この曲、なんとツインドラムなのだ。それだけでもすごいのにこの2人、めちゃめちゃ楽しんでる。。

Diamond Head

日本ではベンチャーズの曲の中で最も人気が高いが、全米では70位。数多くのカバー曲があるほか、BGMとして起用されることも多い。

1996年、女王様によって日本語カバーされ、某有名な国民的アニメ、こちら葛飾区亀有公園前派出所の初代オープニング曲、「渚の女王様」の始まり部分にもなった。

※女王様 : バンド 爆風スランプのパッパラー河合ほか、詞訳にサンプラザ中野, プロデュースは西脇辰弥。主に洋楽の日本語カヴァーを歌う。

※渚の女王様 : 女王様物語第三章〜渚の女王様〜 (夏が来た!〜海の恋人〜美貝伝説〜悲しみが消せない)いずれもThe Venturesの楽曲に歌詞を充てた。

Walk Don't Run (急がば廻れ)

原曲はジャズ・ギタリスト、John Henry Smith II が1955年に作曲したインストゥルメンタル。

The Venturesはこの楽曲をサーフ・アレンジするとたちまちヒットする。

他バンドのカバーが「Record Retailer」のチャートで最高11位なのに対しThe Venturesは8位を記録、他イギリスのチャートでもTOP10入りを果たす。

Pipeline

原曲はThe Chantaysが1962年にリリースしたサーフ・ロック。リリース当初は Liberty's Whip(自由の鞭)という曲名だった。

その後にメンバーがサーフィン映画(ハワイのバンザイ・パイプラインにて撮影)の鑑賞後に曲名の変更がなされ、1963年にThe Venturesはこの楽曲をカバーする。この楽曲は数多くのミュージシャンによりカバーされ、その中にはJohnny Thundersなどそうそうたる面子がそろう。

Slaughter On 10th Avenue (10番街の殺人) 

ぼくがもう心の底から愛してやまない曲です。これですっ!これっっ!!1966年の日本公演バージョンを聴け!いますぐ!いてくださいお願いします。

先ほど紹介した女王様の「渚の女王様」でも歌詞がつけられています。この歌詞と曲調と、それに想起される情景は人それぞれですが感慨深すぎて何度か泣いたことありますまぢで。あの人のことを想えば I don't wanna cry anymore ,but I can't stop Lov'in youですわぁ。。

なぜ海に消えたの 悲しみが消せない。またここに佇み、あなたのことを想っている。。

 I don't wanna cry anymore ,but I can't stop Lov'in you

なぜ君は海に消えたの 悲しみが消せやしないぜ。 I don't wanna cry anymore ,but I can't stop Lov'in you

原曲はブロードウェイ・ミュージカル作品「On Your Toes」の劇中曲。Richard Charles Rodgersが1936年に作曲した。

以上、The Venturesがカバーしアレンジを加えた名曲7選でした。

そしてなんとThe Ventures、紅白歌合戦にも参戦しているんです。えっ!?って思うでしょう。

インストゥルメンタルなのにどうやって?そう、彼らは彼らの曲で紅白"歌"合戦に出たんです。すごいて~~。

時は1991年、彼らが演奏した曲は「Slaughter On 10th Avenue」「Diamond Head」「Pipeline」の3曲。

そしてここからはこんな数多くの名曲を世に輩出してきたThe Venturesを更にカバーする人たちをご紹介していきます!


The Venturesの楽曲をカバーする方々のご紹介

もう、熱くなりすぎて燃え尽きそうなので列挙していきます。

  • 高中正義

    彼の演奏する 「Slaughter On 10th Avenue」と「Caravan」は凄まじいです!!

    ライブで披露することがありますがバンドとはいえ、ほとんど彼のリードギターが鳴り響き会場を席捲しています。すごいすごすぎる。

  • 村下孝蔵

    今は無き彼がライブで披露した「Caravan」。一時期某SNSにて有名になったためもしかしたら動画を見たことがある人もいるかもしれません。とても彼一人がアコースティックギター1本で演奏しているとは思えない。。途中のMel Taylorのドラムソロすらもギター1本、しかもアコースティックで。。なんてこった。

...以上!!!異論は認めます!皆さんもThe Venturesをカバーする人やバンドをどんどん探してみてください!


さいごに

戦後日本が米英の文化を取り入れる中で、国内では1960年代中ごろまでThe Beatles以上の人気を誇り、日本にエレキ(ギター)ブームをもたらした。

そんなThe Venturesのオリジナルメンバーで最後の一人、リーダーのDonald Lee "Don" Wilsonも2022年1月22日に亡くなった。Donの死で、結成メンバー全員が故人となり、現在のメンバーがバンド名「The Ventures」の看板を降ろすのではと推測されたが、今後も受け継がれるようだ。

2022年には初来日から60周年を迎える。加えてこのご時世でありながらアメリカからの入出国規制が緩和され記念ツアーを開催した。

しかし、故郷のアメリカ本土では日本ほどの盛り上がりはなかったという。彼らは「Big in Japan」だった。