SlackとTeamsの使い分けポイントが分かれば仕事が加速する
2023-03-22
リモートで仕事を回すのは大変
私は子育てにコミットしているため、残業がほとんどできません。
しかし、業務上の役割は果たしていかなければなりません。
今の役割は、開発メンバーが日々の業務をスピーディーに期限に間に合うよう終われるように技術的にサポートしたり、インフラを設計したりする場合が多いです。
上記のことを、ほぼフルリモートな状態で実現するのは(自分で言うのもなんですが)難しいです。
実際に手を動かしてくれているメンバーに対する深い感謝の気持ちを持ちながら、下記を実施することがポイントと思っています。
- 設計上または報告上の判断をできるだけ早く行う
- 実際に手を動かしているメンバーの時間を極力奪わない
これらを実現するポイントが Slack と Teams の使い分け、チャットとテレカンの使い分けだと考えています。
チャットで完結すると楽なんだけど・・・
チャットは、
- 非同期コミュニケーションなので、相手の都合のいいタイミングで返信してもらえる
- やり取りの履歴が残るので、後から再確認しやすい
というメリットがありますので、判断を正確に実施していく際には大変有用です。
しかし、
- 書いてある内容が理解してもらえないとやり取りが増えて時間がかかる
- 声色や表情などが表現されないので、雑に書くと攻撃的に見える
というデメリットもあります。
特に、相手と関係構築する期間が短く相互の知識レベルや考え方の理解が十分でないとき、チャットを使うことでお互いに多くの時間を浪費してしまう懸念があります。
このため、プロジェクトが追い込まれている場合などは特に、コミュニケーションのロスによる業務時間の増大が懸念されます。
テレカンを軽快に実施しよう
このデメリットを理解したうえで、テレカン(電話)を「軽快に」行うことが重要と考えます。
テレカンは、
- 理解できるまで会話しきることができるので、判断に必要な材料が一気にそろう
- 適切な話し方をすることで、相手との信頼感が向上する
といったメリットがあります。
(正直、後者は自分がどう思われているかは分からないんですが・・・)
「軽快に」と書いたのは、デメリットとして
- 同期コミュニケーションなので、相手の時間を相手の都合に関係なく奪う
ということがあるので、私は下記を意識します。
- 不要な会議はキャンセルし、会議枠は 30 分以内、できるだけ 15 分で実施する
- 会議枠は関係なしに、Slack メッセージを見てコミュニケーションロスに気づいたら即コールする
また、デメリットとして他に
- やり取りの履歴が残らない
があるので、重要な判断の際は会話した内容のエビデンスをチャットツールに書き残すようにしています。
こうした工夫により、残業できない事情がある中で仕事を加速できている、・・・はずです!
まとめ
チャットとテレカンを上手く使い分けることの重要性を書いてみました。
フルリモート勤務だけでなく、多拠点で開発を進める際にも有効ですよね。
私は電話で話すのは苦手ですが、仕事が進まないのはもっと嫌なので、頑張ってテレカンしています。
相手の仕事への感謝を忘れず、適切なコミュニケーションでより良い成果を出していきましょう。