Bing Image Creatorを使って、AIにAI画像を再現させてみた。
2023-04-07
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こんにちは、久しぶりに面白いホラー映画を鑑賞出来て嬉しいソネハラです。

Microsoftが3/21(現地時間)画像を生成するAIツール「Bing Image Creator」を発表しました。

ChatGPTで話題沸騰中のOpenAIによる画像生成AI「DALL-E」の先進バージョンを搭載しており、

イメージしたイラストや写真を、テキストで説明するだけで画像を生成してくれます。

なにやら凄そうなAI画像生成ツールなので……

AIが生成した画像をAIに再現させてみました。

今回「Bing Image Creator」に再現していただくAI生成画像はこちら。

いつもブログのアイキャッチ画像でお世話になっているフリー画像サイト「ぱくたそ」が

AIによって作成したフリー画像を提供している「AI画像素材」から

再現させるのが難しそうな画像をチョイスしてきました。


再現スタート

今後は対応言語を増やす予定らしいですが、現時点(2023/4/6)では英語のみ対応。

まずはフリー画像のタイトル「水の都の未来都市」を直訳して指示してみます。

もう結構イメージ近いですね……!

1回の指示で画像を4枚生成してくれます。

先ほどは名詞でしたが、今度はChatGPTに指示するように文章でお願いしてみます。

丁寧に文章でお願いしても変化なしです。

というか一枚だけ「都市」とは思えない画像が生成されています……

Bing Image Creatorを調べていると「具体的な指示のほうがよい」との情報があったため

今度は「これでもか!」というくらい長文で具体的に指示してみます。

「自然豊かな水の未来都市。周りは灰色の岩山で囲まれており
奥には近未来的なビルが1本、都市を分断するようにエメラルドグリーンの川が流れている。
空は青く、白い雲も漂っている。町は緑と近未来的な建物が調和しており、広々としている。
そんな都市を左上空から俯瞰している写真みたいなイラスト。」

上記の文章を直訳してみました!果たして結果は……

凄く近づいてきました!やはり長文で具体的に説明すればするほどイメージが伝わるようです…

限界まで具体的に…英語で約1,100文字の文章で画像を説明してみました。

文章の文字数を増やしても変化なし…その後もAIに指示する方法を試しまくり…

ここまで近づけましたがここで断念…


考察

Bing Image CreatorにAI画像を再現させる過程で

イメージする画像を生成するためのコツがわかってきました。

  • 短いテキストより長いテキストのほうがイメージを反映してくれる。
  • 文章より「空は青」「左手前に橋」のように箇条書きの方が情報を画像に反映してくれる。
  • 画像の作風(イラスト、絵画、写真など)を指定する。
  • 明度・彩度(暗い、色鮮やかなど)を指定する。
  • 画角(左上から、下からなど)を指定する。

めんどうな登録も必要なく、無料で画像を生成することができるので

イメージした画像を生成してみたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

azblob://2024/04/12/eyecatch/2024-04-12-gemini-1.5-000.jpg
2024/04/11
AI/Machine Learning