私、思ったことがあります。TechBlogの執筆は楽しいです。とっても楽しいです。しかし、一つ困ったことがあります。それはパーマリンクを作成することが大変なことです。パーマリンクの設定にはルールが存在しています。そのルールに基づいてパーマリンクでなければ差戻しとなってしまいます。もし、パーマリンクの設定に失敗し余計な作業をほかの方に発生させてしまったらと考えた私は震えました。
どんなに確認してもミスをする可能性はあります。このミスをなくすにはシステム化が必要です。そこで、パーマリンクを簡単に生成できるツールを開発しました。
システムの概要
システムの図は次の通りです。
御覧の通りエクセルで実装しました。
機能はシート左上の枠線にパーマリンクに含める言葉を入力すると、ルール通りに整形されたパーマリンクが、シートの右側に生成されます。また、日付は今日・明日・明後日の中から選択したものをパーマリンクに採用する日付の右側のセルにペーストするとその日付になります。
システムの仕組み
パーマリンクの生成
エクセルを使用していますが、マクロは使っていません。すべてエクセルの関数で必要な機能を実現しています。
パーマリンクの生成は次の数式で生成しています。
=TEXTJOIN("",TRUE,TEXTJOIN("-",TRUE,B17 + N("日付"),B2:C11 + N("キーワード")),"/") |
最初に日付とキーワードを-(ハイフン)で区切った記号で結合します。そして、区切り記号なしで末尾に/を追加しています。
写真の名前の生成
写真の命名は次の数式を使いました。
SUBSTITUTE(TEXTJOIN("-",TRUE,$F$1,H3+N(“三桁の数字末尾”)),"/","") |
生成したパーマリンクを別に作成した000や001と結合させた後不要な/を削除します。
ただし、この数式を入力したセルを直接コピーするとタブが入力されてしまい、ファイル名としてそのままペーストできなくなります。この問題を回避するために結果を違うセルにコピーしてタブを削除しています。
また、数字三桁の部分は010まで手打ちで入力したので、改善の余地がありそうです。
今後の展望
今回のシステムはパーマリンクの生成のみを行うことができます。ほかに大変な作業として画面サイズの変更があります。これをエクセルシートにドロップインするだけでサイズの変更をできる機能を実現してみたいと思います。