はじめに
こんにちは、池田です!
今回は、mablでテスト実行するときに、「いちいちテスト実行を開くのも手間になって大変だな~~」となっていたので、Azure DevOpsのパイプラインを使用して、自動化する方法について書いていきたいと思います。
前提条件
- mablアカウントを作成している
- mablでテストを作成している
- Azure DevOpsでパイプライン作成している
- テスト用のApp Serviceにアプリをデプロイしておく
1.mablでAPIキーを作成する
オーナー権限を持っている人のみ作成できます!
ワークスペース設定>API>API作成+をクリックします
以下の画面が出てくるので、APIキーのタイプを「CI/CD Integration」に設定し、任意の名前(例:プロジェクト_Key)を入力し、保存します。
するとAPIキーの一覧に表示されるので、コピーしておきます。
2.Azure DevOpsのパイプラインにmablを連携させる
事前に準備していた、パイプラインを選択し、Editをクリックします。
作成したyamlが表示されるので、Tasksで「mabl」を検索しクリックます。
設定する項目が出てきます。
API Key:先ほどコピーしたAPIキー
Application ID:設定したアプリケーションに対してのみトリガーを実行
↑ワークスペース設定>API>mabl CLI で入れたいアプリを選択するとアプリケーションIDが表示されます
Environment ID:設定した環境に対してのみトリガーを実行
Plan Labels:ラベルのいずれかに一致するPlanのみをトリガーする
Test Branch:指定されたブランチに存在するプランのみをトリガーする
《Plan Override Option》
Browser Override List:プランの設定を上書きするブラウザ(カンマで区切ってリストにする)
↑例:safari, chrome, firefox
Starting URL Override:プランの設定を上書きするURL(強制的に設定したURLで実行する)
《Deployment Actions》
Rebaseline visual change models:タスク完了時にビジュアルチェンジモデルをリベースしたい場合にチェックする
Set as fixed baseline for visual change models:出力画像をビジュアルチェンジの固定ベースラインとして設定したい場合にチェックする
特にオプション設定をしないのなら、APIキーと実行したいアプリケーションID、または環境IDを設定すればOKです!
今回は、[API Key、Application ID、Browser Override List]を設定しました!
設定ができたらパイプラインを回して実行します!
うまく動作したら成功です!
mablで落ちた場合も、パイプラインのログで確認できます〇
3.最後に
結構簡単な手順で連携できるので、どんどん活用していけたらいいなと思います!