Azure DevOpsのCI/CDにmablを組み込んで自動でテストさせてみた
2023-05-29
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はじめに

こんにちは、池田です!

今回は、mablでテスト実行するときに、「いちいちテスト実行を開くのも手間になって大変だな~~」となっていたので、Azure DevOpsのパイプラインを使用して、自動化する方法について書いていきたいと思います。

前提条件

  • mablアカウントを作成している
  • mablでテストを作成している
  • Azure DevOpsでパイプライン作成している
  • テスト用のApp Serviceにアプリをデプロイしておく

1.mablでAPIキーを作成する

オーナー権限を持っている人のみ作成できます!

ワークスペース設定>API>API作成+をクリックします

2023-05-26-automatic-mabl-test-pipeline-001.png

以下の画面が出てくるので、APIキーのタイプを「CI/CD Integration」に設定し、任意の名前(例:プロジェクト_Key)を入力し、保存します。

2023-05-26-automatic-mabl-test-pipeline-002.png

するとAPIキーの一覧に表示されるので、コピーしておきます。

2.Azure DevOpsのパイプラインにmablを連携させる

事前に準備していた、パイプラインを選択し、Editをクリックします。

作成したyamlが表示されるので、Tasksで「mabl」を検索しクリックます。

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設定する項目が出てきます。

API Key:先ほどコピーしたAPIキー

Application ID:設定したアプリケーションに対してのみトリガーを実行

↑ワークスペース設定>API>mabl CLI で入れたいアプリを選択するとアプリケーションIDが表示されます

Environment ID:設定した環境に対してのみトリガーを実行

Plan Labels:ラベルのいずれかに一致するPlanのみをトリガーする

Test Branch:指定されたブランチに存在するプランのみをトリガーする

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《Plan Override Option》

Browser Override List:プランの設定を上書きするブラウザ(カンマで区切ってリストにする)

↑例:safari, chrome, firefox

Starting URL Override:プランの設定を上書きするURL(強制的に設定したURLで実行する)

《Deployment Actions》

Rebaseline visual change models:タスク完了時にビジュアルチェンジモデルをリベースしたい場合にチェックする

Set as fixed baseline for visual change models:出力画像をビジュアルチェンジの固定ベースラインとして設定したい場合にチェックする

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特にオプション設定をしないのなら、APIキーと実行したいアプリケーションID、または環境IDを設定すればOKです!

今回は、[API Key、Application ID、Browser Override List]を設定しました!

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設定ができたらパイプラインを回して実行します!

うまく動作したら成功です!

mablで落ちた場合も、パイプラインのログで確認できます〇

3.最後に

結構簡単な手順で連携できるので、どんどん活用していけたらいいなと思います!

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2024/03/29
AI/Machine Learning