
こんにちは、あおいです。
さて、X(旧:Twitter)を見ていたら、以下のポストが目に留まりました。

自分も気になって調査した結果、"別途用意した空のExcelファイルからファイルコンテンツを取得する" 以外の実装方法を確認できませんでした。
そのため、代替案として、あらかじめ取得したファイルコンテンツを[作成]アクションに静的な値として入力することで、ファイルコンテンツ取得元のExcelファイルを削除してもフローを動作することを確認しました。
100%要望に沿った実装にはなりませんが、"空のExcelファイルを作成するために、別の空のExcelファイルを準備している点" については解消することができます。
そこで、今回はPower AutomateでSharePointに空のExcelファイルを新規作成する方法について紹介します。
まず、SharePoint で Book.xlsx をアップロードします。インスタントクラウドフローを新規作成し、SharePointの[ファイル コンテンツの取得]を選択します。


取得したファイルコンテンツをコピーして、SharePoint上のBook.xlsxを削除します。ファイルコンテンツを取得するアクション自体も不要となるので、削除します。

データ操作の[作成]を選択し、コピーしたファイルコンテンツを入力欄に貼り付けます。

SharePointの[ファイルの作成]を追加し、任意のExcelファイル名を入力します。ファイルコンテンツには[出力]を選択します。

動作確認でフローを実行すると、SharePoint上に新規のExcelファイルが作成できていることが確認できます。

今回はPower AutomateでSharePointに空のExcelファイルを新規作成する方法について紹介させていただきました。本記事が少しでも読者の皆様のお役に立てれば幸いです。






![Microsoft Power BI [実践] 入門 ―― BI初心者でもすぐできる! リアルタイム分析・可視化の手引きとリファレンス](/assets/img/banner-power-bi.c9bd875.png)
![Microsoft Power Apps ローコード開発[実践]入門――ノンプログラマーにやさしいアプリ開発の手引きとリファレンス](/assets/img/banner-powerplatform-2.213ebee.png)
![Microsoft PowerPlatformローコード開発[活用]入門 ――現場で使える業務アプリのレシピ集](/assets/img/banner-powerplatform-1.a01c0c2.png)


