先日、2/20(火)に東京ビッグサイトで開催されていた「Microsoft AI Tour in Tokyo」に参加してきました!
セッションで紹介されていたAzure AI Studioの機能を紹介しようと思います!
Azure AI Studio とは?
Azure AI Studioは、Azure OpenAI Service や Azure Machine Learning のソリューションを統合したプラットフォームのことです。
プロジェクトを作り、その中をカスタマイズしていくことができます。
もちろんCopilotの構築をすることもできます。
プロジェクトごとにメンバーやインスタンスを設定することもでき、エンドポイントも各プロジェクトに存在しているので、他のものに繋ぎこむこともできそうですね。
Azure AI Studio の機能
Azure AI Studioでは、Copilotだけではなく、LLMモデルでチャットボットとして使うこともできます。
Azure Open AIにあるGPT-35-turbo、GPT-4、GPT-4-32kなどのモデルに加え、Azure以外が提供しているLlama-2-70b-chatやT5-smallなどのモデルを使用することができます!
一個の環境でさまざまなLLMのモデルが使用できるのは便利ですね。
データの学習機能
また、LLMモデルにサイトやデータを追加して、その中身を学習させて、参照して答えることができる機能があるそうです!
たとえば、海外のショップのデータを学習させておいて、日本語でその内容について質問をしたら、データを参照して、翻訳を書けて、日本語で返答をしてくれます。
内容も正確に返ってくるので、 学習・検索・翻訳を一気に行ってくれるのは便利ですね!
この機能があったら、まだ生成AIが対応していない最新のデータや、特定のジャンルに詳しいチャットボットが作れておもしろそうだなと思いました!
評価機能
Azure AI Studio には評価機能というものがあり、自動か手動のテストができるようになっています。
手動のテストでは、想定の質問が返ってくるかどうかをボタン一つでテストしてくれます。テストの内容は、一つずつ作ることもできるし、テストデータのファイルをインポートして使うこともできます。
テスト結果は表のようになっていて、Goodボタン、Badボタンを押すことで出力結果の評価をすることができます。
ほかにも
Microsoft AI Search のサービスとも連携できるのでベクトル検索も使うことができます。参照
データをアップロードするだけで、ベクトル検索に使用するためのデータにすることができるそうです。
対象のAI SearchをAI Studioで指定してあげると、検索エンジンとして使用することができます!
また、AI Vision とつなげたり、Finetuningができたり、パフォーマンスチェックまで使うことができるそうです!
まとめ
今はAzure AI Studioを触れる環境がないのですが、実際に触れるようになったらたくさん試していきたい機能ばかりだな、と思いました!
ほかのセッションでも、ためになる話ばかりだったのでとても有意義な時間でした!