画像認識を使った卒研について
2025-04-04
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初めまして!2025年新入社員の梶田和輝です!
今回は初めてのTechBlogの執筆ということで軽い自分の自己紹介と自分の好きなIT技術について書こうと思います!

自己紹介

改めて、私の名前は梶田和輝(かじたかずき)です!

生まれは京都ですが、徳島県にある、阿南高専からFIXERに入社しました!
趣味はゲームやアニメ、動画編集です!

最近は自前のパソコンを壊してしまい、なかなか再開できていませんが早いうちにまたやりたいですね..
そしてゲームなんですが、アークナイツポケモンをよくプレイしています!
ポケモンはChampionsを心待ちにしながらポケポケとレジェアル、ユナイトをよくやっています!
特にユナイトをやっている方はいつでもウェルカムなのでぜひ話しかけてください!待ってます!

好きなIT技術について

卒業研究について

ここからは私の好きなIT技術を話すと共に、高専でやってきた卒業研究についても話していきます。
まず、私の好きなIT技術は画像認識AIであり、卒業研究でも画像認識AIを使用していたのでそれについてもお話していきたいと思います。
私の研究は「ハチ類に代わる人工授粉システムの開発」という大きな研究の中の「ミニトマトの花の開花状況を認識するシステムの開発」という部分の研究をしていました。

ハチ類に代わる人工授粉システムとは

この卒業研究で考える人工授粉システムとは、ミニトマトの花などを対象にし、花の開花状況や、受粉しているか否か記憶、どこで花が咲き、どの花が実っているかのマッピング機能。そして受粉できる状態の花があれば自動で受粉させに行くという農家の手助けをするシステムになります。
そのなかでも私の卒業研究ではミニトマトの花の開花状況の分類、この部分の卒業研究をしていました。
最近は地球温暖化の影響での気温の問題や、雨期の影響によりハチの訪花活動が低減しています。
それを解決するために、ハチの手を借りず、なるべく自動化できるようなシステムを作るのがこの研究の目的でした。
ただこんなシステム1年ではもちろん作れないので、その中の1部の開花状況を判別するシステムのついての研究を始めました。
そこで、私が使用したのが画像認識AIです。
アノテーションから始まり、モデルの構築、実際に運用までやりました。二度とアノテーションはやりたくないですね..
入り自体は簡単なものの研究を進めるうちにどんどん専門知識やグラフの見方が必要になっていき、苦しくなったことを覚えています。

余談ですが、生成AIが進歩しているこの時代に生まれてきたことを感謝する毎日でした。

最終的に出来たシステム

どのような研究をしたかを事細かに書くと長くなりすぎるんで、最終的に出来たシステムを話すと。
ミニトマトのつぼみ、咲き掛け、満開(受粉できる状態と定義)、果実の4つの状態に分けて画像認識モデルを作成し、果実クラスを除いた3クラスの高精度な識別ができるところまで作ることができました。
本当は果実クラスの認識精度の向上や、受粉したかどうかの記憶まで行きたかったのですが、様々なトラブルがあったのでここは涙の敗走。どんなことを考えていたかだけ後輩に残して高専を去りました。
画像認識AIの触りやすさを実感したとともに、しっかりと精度を上げるためにはグラフの見方や専門知識などが必要という奥深さも学ぶことができました。

終わりに

今回は軽い私の自己紹介と好きなIT技術について話させていただきました。
いつの間にか好きなIT技術から卒業研究の話に代わった気がしますが良いとしましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
これからさらに頑張っていこうと思います!

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2025/04/04
AI/Machine Learning