マルチクラウド環境が選択できるときのインフラ設計時の判断基準は?

こんにちは。東川です。
クラウド環境に適用可能なサービスやツールは様々なものがあります。
AzureやAWSを利用する場合、それぞれの環境のみで全てが揃います。
システムが特定のクラウド環境にて構築されている場合は、ベンダーロックインした
インフラ構成もよいですが、プロジェクトメンバに有識者がいる場合は、使い慣れた
サービス・ツールを選定するのも選択肢となり得ます。
また、他のツールと連携を行う場合、親和性が高いサービス・ツールを選定するなど
選択するための判断基準は、案件の特徴・性質に依存します。
例としては、以下の様なものがあります。
1. CI(Continuous Integration)に適用可能なサービスやツール
- Azureが提供するサービスは、Azure DevOps
- AWSが提供するサービスは、CodeBuild
- OSSを使用する場合は、Jenkins、CircleCI など
2. Issue管理に適用可能なサービスやツール
- Azureが提供するサービスは、Azure DevOps
- AWSが提供するサービスは、なし
- OSSを使用する場合は、JIRAなど
3. API Gatewayに適用可能なサービスやツール
- Azureが提供するサービスは、API Management
- AWSが提供するサービスは、API Gateway
- OSSを使用する場合は、KONGなど
クラウド環境に適用可能なサービスやツールは様々なものがありますが、選定基準は
やはり案件の特徴や性質になります。
ムリなくツールを選択できるように、選択肢はたくさん持っておきたいです。






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