Tech Summit 2018: Windows10 3年目の真実。 ~この3年で変わったものと変わらないもの~
2018-11-16
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個人的に好きなクライアントOS(端末OS)。
インフラ技術者の世界では、サーバ・クラウドの方が偉い?という雰囲気を感じます。
が、知ってます?端末が動かないと何もできないんですよ?
クライアントOS・PCを管理している社内ITにも感謝しましょう。

さて、そんな中、クライアントOSへ強烈なスポットを照らしたWindows10。
”パッケージソフト”や”クラサバ系システム”、金融機関等のセンシティブな業務システムは、
この3年間、振り回されていましたが、ようやくまとまったと感じました。

[今回のポイント!]
SACバージョンアップの「(1)パターン」と「(2)PC停止時間」

(1)SACバージョンアップのパターン(バージョンアップパス)の明示
以前は、順番にバージョンUP(更新)が必要とマイクロソフトは言ってた気がします。
(累積パッチなので理論上は順番でなくても良いが、推奨しないって話)
TechSummit
では、1段飛ばし、2段飛ばし、数段飛ばしのバージョンUPが可能と表明。
これって、かなりのメリットなんです。
システム検証の1段飛ばし迄は、サポートが保証された状態でバージョンUPできそう。
もし不測の事態があって、期限に間に合わなくても、リスク受容できそう。。。
企業におけるWindows10バージョンUPサイクル・方式の選択肢が増えます。
(色々言いたいですが、ここでは割愛します。気になる人は連絡ください。)

(2)SACバージョンアップ時のPC利用不可時間の短縮
Microsoft側で努力して、できるだけPC停止時間を短くする仕組みを入れてました。
加えて、PC利用不可時間の計測値(参考)が出てましたが、
SSD内蔵モデルだと、8年前のPCでも10分弱。。。。とのこと。
うーん、以前SSDモデルでバージョンアップした時は、もっとかかったような気がします。
環境違えば異なりますが、今後もMicorosoftは頑張ってくれるみたいなので、期待します。

以上となります。