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どんどんぱふー! やりましたよ、皆さん!
ボスから与えられたタスクを午前中に上げて、とっととde:codeへ行くんだい! と意気揚々と出社して、十五分後、先にde:codeに参加しているボスへ飛ばしたSlackメッセージ――。
前夜祭ブログでは初日はお留守番と言いましたが、その後、ボス(私の直属)と大ボス(Marketing & Salesチームのキング)の鶴の一言、二言くらいで初日も午後から行けることになった奥山です! やったね!
「大変です!」
書類回りの仕事をしなければならなかったのですが、それに関して手助けをしてくれる先輩が、午前中、社外……。
「ぬなー!!」
ボスからの返事は、いつもおかしい。
そんなこんなでバタバタした結果、5時半……。そろそろ夕焼け小焼けでまた明日の時間……。でも一応、オフィスでやる仕事は片付いた……。そんな時、ボスからの――。
「クリアーファイルがなくなっちゃって、持ってきて欲しい」
はい、行きましょう。例え今から行ったら会場入りが6時で大体撤収の雰囲気が漂っていようとも。例え火の中、水の中。ボスが呼ぶなら、de:codeがやっているのなら。
というわけでファイル一束(百枚入りで結構重い)を片手にザ・プリンスパークタワー東京へ! (途中道に迷ったり、Google Mapが私の言うこと聞かずに、変な方向へ動きだしたり、気付いたら大分西にそれてて、あー、地球が自転してるんだぁ、と遠い目をしたり)
着いた時にはちょうどファイナルセッション中。ブース内をちょっと回ってみようと歩いていると、妙な人だかりに遭遇。誰かがスピーチをしているらしいのだが、観客の距離が、異様に、近い! どこまで近距離で写真を撮れるかコンテストでもしているのか、というほどの近さ!
お、おぉ……。これがde:codeか。とりあえず遠ざかり、ブースを一周。今年はHoloLensのブースが至る所に。HoloLens 2祭り開催@de:codeの壁に沿って並んだブース。
「奥山さん、奥山さん、ちょっとこっち」
自社ブースへ戻ってくると、内閣官房政府CIO補佐官でもあるギター弾きのエバンジェリスト、鈴木章太郎さん(FIXERでは実は同期)が手招きしてきました。
「あっちにねー。HoloLensを作った人がいるんだよ。ブログ書きなよ」
指をさす先には未だ盛り上がっている近距離写真撮影耐久レース会場。ほほーう?
慌てて携帯を引っ掴み、人だかりへヒアウィーゴー! した結果。
本当に、アレックス・キップマン氏でした。
もうちょっと近づきます。そして、突然の悟り。
そうか、英語を聞いて、隣の通訳者の日本語を聞いて、ってやってるからみんな近いんですね! 全員自分たちの耳に体中のエナジーを傾けていますが、キップマン氏の話をよく聞こうと、もうちょっと、もうちょっと、とジリジリ近づいていくのです。
かなり近いところまで行けました。この位置でようやく話がよく聞こえるように。(そして再びの悟り。この通訳者さん、上手い……!)
キップマン氏が語っていたのは、テクノロジーと人が共存する未来の展望。彼が常に重きを置いているのは「人と人の繋がり」だそうです。
例えば、いつか人が火星に住み始めたしても、HoloLensのようなツールを使って、火星にいる人間と地球にいる自分は、まるで今この場で対面で話しているような距離感で話し合える未来が来るだろう。
人間は昔、火というツールを発見し、それを囲んで物語を語り始めた。テクノロジーでも同じように、物語性のあるエクスペリエンスを提供したい。
テクノロジーは美しい。世界中に広がっていく、スーパーパワーだ。
私が聞けた部分をまとめると、このような感じでした。
ロボットに仕事を取られてしまう。ターミネーターの世界が始まる。テクノロジーに対して、冷たい、人間性がない、などの畏怖のイメージも世間にはちらほらある中で、そうじゃない、テクノロジーは、ツール同士の話ではなくて、人同士の話なんだと語るキップマン氏の言葉には、グッとくるものがありました。
Technology is a beautiful thing.
今日の声に出して読みたい英語。はい、皆さん、ご一緒に。
今回は終了間際に入ったため、最先端テクノロジーに関してほとんど情報は得られませんでしたが、そこはセッションに参加した弊社のエンジニアがたくさん書いてくれると思いますので、ご期待ください!
P.S.
他にもマインクラフトコーナーでウェブマスター先輩が写真を撮ってとキャッキャするのでめちゃくちゃ写真を撮りまくったり、初日終了後のパーティーで本田圭佑氏の登場に、人垣で見れないと絶望していたら、社内で私の兄貴分を自他共に認めるエンジニアの先輩が「撮れ!」と高い高ーいしてきたので、タッグを組んでの写真撮影に挑んだりと、短時間ではありますが、de:code初日を楽しみました。
すみません、ミスター・オフィスブラザー。ぶれっぶれです。あの捕らえられた宇宙人みたいな体勢での写真撮影は無謀でした。私は本田圭佑氏の姿を目に焼き付けられましたが!
二日目、頑張るぞー!