こんにちは、鷲澤です!!
入社直後の自己紹介記事に続いて2本目の記事になります。
先日、東京ビッグサイトで開催された「自治体総合フェア2025」に参加してきました!
正直、最初は「どんな人がいるんだろう」「歩き回るだけにならないかな」とワクワクと不安が半々でした。主に情報収集を目的に行ったんですが、これが想像以上に奥深かったです!!
今回は、僕みたいな新入社員が初めての展示会で感じた「情報を引き出す難しさ」「どうやったら正しい情報にたどり着けるか」についてと、そこから見えてきた働き方や仕事へのアプローチについて書いていきたいと思います!
情報の宝庫だけど、カオス!
ビッグサイト、入社前に別の展示会で何度か行ったことあったんですが、相合わらずビッグですね!
「自治体総合フェア」という名前も納得で、自治体向けのサービスやソリューションがひたすら並んでいて、DXをはじめとして、防災とか、窓口業務の効率化とか、普段あまり触れない分野の情報もたくさんあって、まさに「情報の宝庫」って感じでした。
でも、同時に「これ、どうやって情報集めるんだ??」と少し混乱も。
どこもブース前でパンフレットを配っていたり、熱心に説明している方がいたり、断るのが苦手な僕にとって、何も準備せずに行っていたら端から順番に回っていたと思います。
前日、先輩と一緒にどこを回るか決めたんですが、この理由がよくわかりました。
でも、回るブースを決めたからって、目的である「情報収集」を達成できなきゃ意味ないじゃないですか。パンフレットには載ってない、各自治体や自治体向けサービスを展開している各企業の、根本的な「何を解決したいのか」「各自治体の課題感などの情報」が欲しいんですが、これが思ったより難しかったです。
情報を引き出すの、めっちゃ難しい!!
ブースの方々って、基本的に自社サービスの良いところを一生懸命説明してくれるんですよね。もちろん、それは企業として当然のことだし、すごい熱意を感じるんですが、「うちのサービスはこんな機能があって、ここが優れていて...」っていう説明で終わっちゃうことが多いんです。
でも、僕らが本当に知りたいのは、「どの自治体で、どんな課題があるのか?」「どんな課題に対して、どう役立つのか?」「各自治体では、どんな困りごとを、どう解決した事例があるのか?」みたいな、もっと根本的な部分なんですよね。
正直、最初はパンフレット見たらわかるようなことしか質問できなくて。そういう質問しても、相手も「パンフレットに書いてあること」を繰り返すだけで、なんか嚙み合わないまま終わっちゃう。「相手から情報を引き出す」って、こんなに難しいものなのか!と痛感しました。
試行錯誤!アプローチ方法を変えてみた
まあ、難しい難しいと言っててもただのパンフレット係になるだけなので、ブースを回る中で自分なりに試行錯誤を始めました。新人研修のビジネスマナーや営業回などを思い出しながらも、自分なりにこんなアプローチを試してみたんです。
1. 「聞きたいこと」を具体的に準備する!
基本中の基本なんですが、次に行くブースの会社名やサービス内容をざっくり調べておいて、「この企業のサービスは自治体のどんな課題を解決するために展開しているのか?」などと、ある程度具体的なシナリオを想定して質問を準備しました。
こうすると、相手も具体的な話をしてくれやすくなるんですよね。
2. 「なぜ?」を深掘りする!
これはもう、どのブースでも意識しました。
相手が何かを説明してくれたら、「なるほど!」で終えない。「なぜ、この機能が必要だとお考えなんですか?」「なぜ、このやり方が一番効率的だと言えるんですか?」って、背景や根拠を聞いてみました。こうすると、サービス開発の意図とか、本当に解決したい社会課題の根本が見えてくるんです。
あまり経験はないですが、これって普段の仕事でクライアントの方と話すときも大事なことなのかな、と強く感じました。
3. 「断るのが苦手」を逆手に取る
先ほど述べた通り僕は断るのが苦手で、ブースの人が話しかけてきたら、とりあえず聞いちゃうタイプなんです。でも、これってマイナスだけじゃないかも?と思いました。
興味が薄いブースでも、とりあえず話を聞いてみて、そこで得た「他社の情報」や「市場のトレンド」を、本当に聞きたかったブースでの質問に活用するんです。
例えば、「御社の○○というサービスは、他社さんの△△とどう違うんですか?」みたいに、集めた情報を「比較材料」として使うことで、より深い情報を引き出せるようになるんです。知識も経験もない今だからこそ、とりあえずでいろんな分野に手を伸ばしてみるのもかなり良さそうですね!
フェアの学びは、普段の仕事にも活かせる!
今回のフェアでは、「情報を得る」って、ただ受け身で聞くんじゃなくて、「どう引き出すか」「どう深掘りするか」がめちゃくちゃ大事なんだな、と心底思いました。
そしてこれは、普段の仕事にもそのまま活かせる学びだなって気づいたんです。例えば、先輩から仕事の指示をもらうときも、ただ言われた通りにやるんじゃなくて、「なぜ、この作業が必要なのか?」「最終的に、この作業で何を達成したいのか?」など、自分なりに考えた上で、一歩踏み込んで聞いてみる。 会議のときも、表面的な意見交換で終わらせずに、みんなが本当に考えていること、その意見の背景にある課題や目的を「なぜ?」の質問で深掘りしていく。
日常的に大量の情報が飛び交う時代だからこそ、ただ流れてくる情報を鵜呑みにするんじゃなくて、自分から能動的に「正しい情報」や「本質的な情報」を掴みにいく姿勢が、これからすごく重要になってくるんだなと肌で感じました。
まとめ
社会人初ビッグサイトとして参加した自治体フェア。この経験を通して、ただ情報を集めるだけじゃなく、どうやって相手から「根本的なニーズ」や「本質的な情報」を引き出すかという、コミュニケーションと情報へのアプローチ方法を、僕なりに学ぶことができました。
新入社員としてまだまだ学ぶことだらけですが、今回学ぶことができた「情報の引き出し方」を意識して、これからの仕事もガンガン吸収して頑張っていきたいと思います!
もし、これから初めてこういったイベントに行くよ!って人がいたら、ぜひ参考にしてみてください!