Mixed Realityによる業務改革
2019-07-16
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皆様、こんにちは!

先日の弊社のブログエントリでもMRについて取り上げていましたね。私も業務アプリとしてどう使っていくか、技術や適用例や実装について、何回かにわたり取り上げていきます。

ご存知の方も多いかもしれませんが、私はMicrosoftテクニカルエバンジェリスト時代に、クラウドエバチームにもクライアントエバチームにも在籍していたこともあり、クライアント側の技術や開発手法にも、かなり関わっていました。de:code等のセッションのお題も、2014-2016 迄はデバイス+クラウドのようなものが多かったです。私が在籍していた最後の頃の2016年に、少しだけMixed Realityの情報が出てきましたが、当時はあまりしゃべれる内容はなく、現在のように、多くの方が情報発信やサンプル実装等されているのは本当に素晴らしいことだと思います。

Mixed Realityとは

MRとは

さて、そんな中で、Mixed Realityって一体何かというところですね。これは私は前職や、前々職でも案件やPoCにかかわっていたので、しょっちゅうお客様に説明させて戴いていました。

Microsoftの事例サイトにある言葉で書くと、このような形になります。

Mixed Reality (複合現実):  3D グラフィックなどで作られた映像や画像 (ホログラム) を、現実世界に重ね合わせて表示することで、目の前に実物があるかのように見たり、動かしたりできる技術。ホログラムを拡大、縮小、回転、移動など操作できることから、模型を実物大で複数人の前に表示して議論を深めたり、手順を確認しながら作業できたり、製造、建築、教育、医療など様々な業種において、活用が期待されています。

ただ、要するに具体的にどうなのか、ということになると、私は、MRというのは、とにかくホログラムに現実世界から触れることだよ、と答えています。ここで分かり易いのが、Windows 10に入っている、Mixed Reality Viewerです。一度これを起動してみてください。

Mixed Reality Viewerで体験

Mixed Reality Viewerを起動し、適当なオブジェクトを実際に配置してみましょう。

いかがですか?これは簡単に試せますので、ぜひ試してみてくださいね。要はこういうことです。いろいろやってみると分かってくると思います。

今後の予定等

Mixed Reality

予定としては、この機会に、HoloLensの開発環境構築ネタ、Unity、UWP、C# 等のお話、そしてビジネスアプリケーションとして Dynamics 365 Guides/Remote Assist/Dynamics 365 Layout/Dynamics 365 Product Visualize、クラウド側のサービス連携として、Azure Spatial Anchors、Azure Remote Rendering等を順不同でw、ご紹介していきます。HoloLens 2関連情報ももちろん出していきたいですね。

早速次は、MRTK2(Mixed Reality Toolkit 2)の個別機能解説や、Dynamics 365 Guides等のセットアップをご紹介します。これらは案件での利用やトレーニングのご要望も実は多かったりします。

それではまた!