Azure Expert MSP がやってきた#4

少し間があいてしまいました・・・。
忙しいふりをしているわけじゃない FIXER cloud.config Division General Manager のいさおです。
今回は、MSPとかISOだとか外部機関の認定を受ける時のあるあるで、「MSPは実務と別物じゃない!」と題して、 認証と実務とうまく一致させることができない話をお届けします。
前回、抽象化というキーワードを出してましたが、その話ですね。

勘違い1 : プロセスなんか作ったら面倒くさい!

決められた手順に従わないといけないなんて、計画作ったり承認もらったり面倒くさいことだらけで、スピード感をもって仕事ができないじゃないか!って思うことがあるかと思います。

1人で仕事している時って、自分でいろいろ考え、より良い方法で進めてみて、失敗した・・・、うまくいった!を繰り返して精度を上げていってるんでしょう。そしてそれは自分の頭の中だけにあったり、可視化したとしても自分が後で見てわかる程度のメモだったりするでしょう。

そりゃ、ちゃんとしたプロセスを作るっていうのは面倒くさいことに感じますよね。でも、それは勘違いです。

お客様に提供しているサービスがスケールしていったら1人じゃできなくなって、2人、3人・・・・100人ってなるじゃないですか。
そんな状況だと逆に「マニュアルないの?」って思いますよね。

誰もが同じ仕事ができるようにするためのマニュアル。
絶対必要ですよね。

でも、落とし穴が一つあります。

ある程度しっかりとプロセスとかマニュアルとか作ってるケースでは、

「ちゃんと作ってるじゃん」

って思っている人が多く見られます。
そう。
ちゃんと作ってますよ。

でもね、

それ、どこに保管されてます?
そのマニュアルに書いてあること、どんな基準に基づいて作られてます?
例えば、「重度に応じて対応する」ってあいまいな表現で記載されていることがよくありますが、その重度と行動って明文化してますか?

今まで作ってきたマニュアル等があるのであれば、誰もが使えるようにしてあげればいいんです。

一番簡単な方法を会社の規定に一文添えましょう。

「マネージドサービスは、xxxプロセスに従う」

と。

勘違い2 : MSPとかISOの基準で仕事を変えるの?

もう一つよくある勘違いです。
ある認証を取得するために、その認証の基準に合わせて仕事を変えなければいけないのか???

そんなことはありません。

自分たちが今までやってきた仕事って、そんなに間違ったことはしていないはずです。
(そうじゃなければ、顧客なんかいるはずないです。)

読み替えるんです!

え?どうやるのって?

抽象度を上げるんです。
具体的にものごとを見すぎていると、本質は同じことなのにまったく別物に思えてしまうんですよね。

例えばです。
Aさん「あれはポメラニアンだ!」
Bさん「いや違うチワワだ!」
って議論をするんではなく、
Aさん「あれば犬ですね」
Bさん「うん犬ですね」
って会話をしようってことです。

抽象

事物または表象からある要素・側面・性質をぬきだして把握すること。

https://dictionary.goo.ne.jp/jn/143363/meaning/m0u/

具象

物事が、直接に知覚され認識されうる形や内容を備えていること。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%85%B7%E4%BD%93/#jn-61739

なので、
MSPとかISOのクライテリアに書かれている本質をとらえ、それに該当する自分たちがやっていることってどれだ?って探しましょう。

もし無ければラッキー!

今まで知らなかった仕事の仕方がわかったってことですね。
さすがベストプラクティス!と ISOとかMSPのクライテリアを褒めてあげましょう。

どうでしょうか。
新しい何かが導入されるって抵抗があるかもしれないですけど、今現在やっている仕事をそのまま文書化すればいいだけです。
次回は、「プロセスを守るってどーゆーこと?」の巻。

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