
はじめに
未来の車では自動運転で運転者が楽々なだけでなく、車に乗る人々全員が快適になる仕組みが考えられています。
前半では乗員をお迎えしたりリラックスさせる椅子や車用品を後付けでIoT化する車載ユニットを紹介しました。
後編でも引き続き、東京モーターショーで見てきた車に乗る人々全員が快適になる仕組みをレポートさせていただきます。
より安全、安心、快適なシートベルト
モータを利用することで、圧迫感の軽減・装着解除時の補助・万が一の時の拘束をより安全安心にしたシートベルトです。
一番すごいところは、従来は衝撃があった時のみ火薬でシートベルトを引き込んで拘束していた部分が、通常時や危険を察知時などの段階でもシートベルトの拘束具合が変化するように変わったところです。

通常時と緊急時でシートベルトの締まり方がかわるのは、より快適性と安全性が向上しそうでいいですね。
画面にタッチはもう古い? アームレスト一体タッチパッド
画面へのタッチ操作での入力は前傾姿勢になりがちですが、こちらはどんな姿勢や持ち方でもスマートフォンの操作のような操作で入力できるアームレストが展示されていました。

実物はこちらです。
タップ・スワイプ・スクロールをこちらのアームレストから行うことができました。

手の油による汚れなどを気にせずに済むし、前傾姿勢にならずに済むので便利ですね。
ハンドルにもタッチコントローラ!
こちらもタッチパッドがハンドルに実装され、より表示画面の自由度が向上したという展示です。

実際のハンドルはこちらです。

左側のタッチパッドではこのようにナビや電話などの機能がスクロールできました。

右側のタッチパッドではドライブに関する操作を行うことができました。
自動運転への切り替えなどもこちらからできるようになると思われます。

こちら、重要な操作ではハンドルが振動するので、慣れれば視線を動かさずに操作できるようになるそうです。
車専用Wifi!? コンシューマeSIMによるスマートフォンと車の連携
スマートフォンを購入するときに見かける通信情報などが入ったeSIMがついに車にも導入されるそうです!

ここではナビにコンシューマeSIMが入ることで、ユーザ端末に紐づいたdアニメなどのサービスや動画・ゲームなどのコンテンツを楽しむことができるということが展示されていました。

親機と接続することによって、車もネットにつながるのは熱いですね。

また、こちらは実際に車の中でWifiが飛んでいました。

5Gなどが進めば、すべての車がネットにつながるなんて未来が訪れるのでしょうか。
おわりに
東京モーターショーで見てきた車に乗る人々全員が快適になる仕組みをレポートさせていただきました。
自動運転だけでなく、車の内装ももっともっと便利になりそうでとても楽しみですね。






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