金融エンジニア養成コミュニティ様主催 Fintech勉強会へ行ってきた
2020-01-24
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ちょっと時間が経ちましたが、2019年11月26日「フィンテックエンジニア養成勉強会#4」という勉強会のレポートです。
金融ソリューションに関わる人間として、その空気に触れてこなければ…!という偉い使命感と、関心をもって参加してきました。

軽い宣伝ですが、弊社は金融業向けサービスも提供しており、
以下のような優秀賞を表彰されています。なんと2年連続!

本アワード プログラムは、マイクロソフト パートナーネットワーク参加パートナー企業様を対象とし、  
23分野のアワードにおいて優れた実績をおさめられたパートナー企業様を選出させていただくものです。  
https://blogs.partner.microsoft.com/mpn-japan/2019/08/29/microsoft-partner-award-2019/

イベント概要

公式情報は以下をご参照ください↓

> フィンテックエンジニア養成勉強会#4  
https://fintech-engineer.connpass.com/event/151393/  
> (主催団体)金融エンジニア養成コミュニティ  
https://fintech-engineer.connpass.com/

場所

不定、いまのところ毎回変更されているようです。
この会では五反田スクエア13F「Innovation Space Dejima」で実施されました。

日時

いまのところ不定期開催。

内容

金融×ITにまつわることならなんでも。
第4回は、「レギュレーション(金融規制)」についてと、「フィンテックにおけるビジネスや組織運営のツボ」の2本立て、それぞれ1時間程度のパネルディスカッションでした。

前半:金融レギュレーション(規制)について

テクノロジーと金融規制に関するトピック。テックというよりは、どちらかというと規制しなければならないポイントは何か、という金融業界全体を俯瞰しての話。
パネラーはFintech協会理事や業界の会社代表の方々、そして金融庁当局者の方も。どなたも業界に影響のある立場の方々でした。

後半:フィンテックにおけるビジネスや組織運営のツボ

こちらもどちらかというと経営や組織論に近いセッションでした。登壇者はフィンテック業界では有名なBASE社の方やfreee社CTO、auフィナンシャルホールディングスそしてトーラス社からも。
印象的だったのは、ベンチャーからの2名と、大手の1名との対比が見事にくっきりと見えたセッションになったことです。ベンチャーの組織運営の考え方はやはりトップが全てを見てきたという個人の感覚に満ちた語りだった一方で、大手の方は安定的基盤と規模の大きさを感じさせるマクロな組織運営の実情が伝わりました。
このセッションもエンジニアリング的な話はあまり出なかったものの、「エンジニアが業務とどう向き合うか」についてのトークが多かったです。

振り返って

今回セッションは「法規制」「組織運営」がトピックでした。
前半セッションで心得ておきたいと思った言葉に、『あなたはどんなエンジニアになりたいか?』『「ただのエンジニア」をダメだと言っているのではないが、ただし「Fintechエンジニアを名乗りたいのならば、一番重要な法律(金取法など)を読むくらいはしないと』というものがありました。
業務に携わる以上は、エンジニアでも業界のことを知っておかないと「お話にならない」という観点は、金融業界に限らずどの業界でも通じるものだと思います。
ただのコンピュータが扱える人/好きと、ITproとの違いって何だろう?と考えるいい機会になった気がしています。

今後のフィンテックエンジニア養成勉強会

トピックは毎回不定です。今後は「ブロックチェーンの基本的な理解者前提のハンズオン」のような、テック系の会も予定されるそうです。関心ある方はチェックしておくといいかもしれません。