Terraformで Web App for Containers を作成する

こんにちは、Special Task Forceの石川です。気が付いたら入社して一年経過していました。はやい。

今回はTerraformを用いてWeb App for Containersを作成してみます。

Web App for Containersとは

Azure App Serviceの中のサービスの一つでコンテナイメージからWebアプリを実行できるサービスです。ベースとなるイメージは Docker Hub や Azure Container Registry, プライベートリポジトリから pull することができます。

今回は create-react-app で作成した Web アプリを動かしてみたいと思います。

Azure Container Registryを作成する

まずはコンテナイメージ置き場を作らないとどうしようもないので Container Registry を作成していきます。

Container Registryについては以下をご覧ください。

resource "azurerm_container_registry" "acr" {
    name                 = "techblogacr"
    location             = "japaneast"
    resource_group_name  = "rg-techblog"
    sku                  = "Basic"
    admin_enabled        = "true

以下の情報を渡して作成します。

  • name: リソース名
  • location: リージョン
  • resource_group_name: リソースグループ名
  • sku: sku(Basic, Standard, Premiumから選択)
  • admin_enabled: 管理者ユーザーを有効にするか

作成後、リソースのパラメータを受け取れるので output ブロックも書きます。

output "name" {
    value = "${azurerm_container_registry.acr.name}"
}

output "login_server" {
    value = "${azurerm_container_registry.acr.login_server}"
}

output "admin_username" {
    value = "${azurerm_container_registry.acr.admin_username}"
}

output "admin_password" {
    value = "${azurerm_contianer_registry.acr.admin_password}"
}

この記述で Terraform 上で以下のパラメータを扱うことができます。

  • name: Container Registryのリソース名
  • login_server: リポジトリURL
  • admin_username: 管理者ユーザー名
  • admin_password: 管理者ユーザーのパスワード

Web App for Containers を作成する

Web App for ContainersといってもApp Serviceなので基本はApp Serviceと同じです。

まず、App Service Planを作成します。

resource "azurerm_app_service_plan" "app" {
    name                 = "appje"
    location             = "japaneast"
    resource_group_name  = "rg-techblog"
    kind                 = "Linux"
    reserved             = true

    sku {
        tier = "Standard"
        size = "S1"
    }
}

output "id" {
    value = "${azurerm_app_service_plan.app.id}"
}

続いてWeb App for Containersを作成します。

resource "azurerm_app_service" "app" {
    name                 = "webappforcontainersje"
    location             = "japaneast"
    app_service_plan_id  = "<↑で作成したApp Service Planのid>"
    resource_group_name  = "rg-techblog"

    site_config {
        linux_fx_version = DOCKER|<imagetag>
    }

    app_settings = {
        "DOCKER_REGISTRY_SERVER_URL"      = "<ACRのURL>"
        "DOCKER_REGISTRY_SERVER_USERNAME" = "<ACRの管理者ユーザー名>"
        "DOCKER_REGISTRY_SERVER_PASSWORD" = "<ACRの管理者ユーザーパスワード>"
        "WEBSITES_PORT"                   = "<コンテナイメージから公開するポート番号>"
    }
}

for Containers で作成する場合、site_configブロックの linux_fx_version に DOCKER|<イメージタグ> のようにコンテナイメージのタグを指定します。

さらに、app_settingsブロックの

  • DOCKER_REGISTRY_SERVER_URL
  • DOCKER_REGISTRY_SERVER_USERNAME
  • DOCKER_REGISTRY_SERVER_PASSWORD

に作成したAzure Container RegistryのURL, 管理者ユーザー名, パスワードを入力しておくと設定値が入った状態でリソースが作成されます。

こんな感じに値が入った状態で作成されます。

これを使うとTerraform applyした後はAzure Container RegistryにコンテナイメージをpushするだけでWebアプリの展開が完了します。便利ですね。

おわりに

TerraformでWeb App for Containerを立てる方法を紹介しました。一回作ってしまうと使いまわしが効くのでいい感じに使ってみてください。

それでは。

FIXER Inc. 石川 順平
  • FIXER Inc. 石川 順平
  • 九州のとある高専卒のFIXER2年目。すき間時間でbotを作ったりAZ系の資格の勉強をしたりしています。まだまだAzure初心者です。趣味はゲームやったりバイクで出かけたりすることです。某MMORPGとか騎空士をしたりもしてます。

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