こんにちは、名古屋事業所の松枝です。
緊急事態宣言の解除も進んできて、リモートワークの形も複雑に変わってきているのではないでしょうか?
例えば、東京ではリモートワークだけど、他の地域では原則オフィスに出社する、とか、個人の裁量で出社すべきか判断する、とか、想像ですがいろいろあると思います。
私個人としてはリモートワークが「上手くやれてる!」と自惚れているので、そのポイントをご紹介したいと思います。
事前の信頼関係の構築は必須
今回コロナの影響で急遽リモートワークが始まりました。
少なくとも私たち名古屋事業所のメンバーはスムーズにリモートワークに移行することができました。
リモートワークに移行する前日に一定のルールを決めたことは大きな効果があったと思いますが、それ以上に「お互いの信頼関係が十分に構築されている状態」だったのが非常に大きいです。
リモートワークとなると、当然ながら仕事相手の顔も雰囲気も何も見えない状態になります。この状態でTeamsやSkpyeなどで話しかけるのはとても勇気が要ります。
年齢の差があるとそれは顕著です。
このため、事前の信頼関係の構築は必須になります。
新しいプロジェクトが始まる時や、急に他チームのフォローが必要になった時など、今まで交流の少なかったメンバーが一緒に仕事をする場面では、数日間は同じ場所で仕事をして信頼関係を構築した上でリモートワークに移行するのが望ましいと思います。
もちろんコロナ感染対策等に問題があれば仕方ないですが。
一緒に仕事をする人の年齢差がある場合は、年長者の方は「安心感」を提供してあげてください。
「この人怖いな、質問するのやめとこう」という空気になったら、リモートワークの場合は簡単に仕事が破綻します。横からPCをチラ見して様子を見るとか、焦ってる雰囲気が伝わったりとかはしないので、問題がどんどん先送りされます。
常時接続のテレカン(Web上のテレビ会議)を用意する
信頼関係があっても、相手の様子が分からない状態で仕事をするのは難しいです。
例えばトイレに行くときにいちいちSlackでコメント書き残すのは嫌ですよね。
そうした状況を改善するには、常時接続のテレカンを用意するのが良いです!
例えばTeams会議予定を、平日深夜など、普段予定が入らないところにスケジュール登録しちゃいましょう。
名古屋事業所のルールは下記です。
- 通常は全員、カメラON、マイクOFF、スピーカーONで繋ぎます
- 会話が必要な時だけマイクをONにして話しかけます
- カメラがONなので、トイレに行っていれば人影が無くなり、話しかけられないことが明確になります
- 昼休憩の時はカメラOFFにして、しばらく不在なことを示します
カメラONは自宅の状況次第では難しいので必須にはしていませんが、ONにしたほうがメリットは大きいですね。
あとは常時接続している状態なので、いちいち誰かに対して通話を仕掛ける必要がありません。このため、話しかけるための心の準備も普段通りでいけます。
ちなみにこの常時接続は、あまり大人数になると会話が輻輳して辛くなります。
多くても8人程度と思われるので、必要に応じて分割するなど工夫してください。
通勤時間だった部分は運動や家事に割り当てる
リモートワークになると、特にIT系の仕事の場合は確実に運動不足になります。
朝は散歩するなど、定期的に運動する機会を作りたいです。
名古屋事業所のメンバーは、NHKのyoutubeを見ながら「ラジオ体操」と「筋肉元気体操」を日替わりで実施しています。
また、「普段は家のことをやる余裕がない」という方は、この機会に家事もやってみてはいかがでしょうか。
例えば洗濯とゴミ捨てだけでもどうでしょう?
家庭でも「ああ、リモートワークになって良かったな~」と思ってもらえれば幸せですよね。
参考のため、私の考える洗濯とゴミ捨てのタスクを並べてみます。
- 洗濯
- 朝
- 起きてすぐ洗濯物を洗濯機に入れ、洗剤を入れて洗濯機を回す
- 洗濯が終わったら、洗濯物を干す
- 夜
- 洗濯物を取り込む
- 洗濯物をたたむ
- (必要に応じて)洗濯物にアイロンをかける
- 洗濯物をしまう
- 朝
- ゴミ捨て
- 朝
- (ゴミの日なら)決められた時間までにゴミをゴミ捨て場に持っていく
- 夜
- (ゴミの日の前日なら)ゴミを捨てられる状態にまとめる
- 朝
通勤時間が浮いた分で余裕でできそうですよね。
まとめ
私の考えるリモートワークの大きなポイントは以上です。
こうしてまとめてみると、「人と人との繋がりをどう良好に保つか?」が重要なテーマに思えてきました。
職場や家庭での信頼関係を高めつつ、リモートワークを楽しみましょう!