リモコンが無ければIoT化すればいいじゃない!!なオタクの自己紹介
2021-04-12
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初めまして、2021年の春にFIXERに入社しました佐藤 晴輝(さとう はるき)と申します。

今回は私の開発経験の一例をご紹介して、私のエンジニアとしての性格や考え方を知ってもらえたらなと思います。

問題の発生

これは私がまだ実家にいたころの話です。

ある日、部屋のリモコンがなくなっていることに気が付きました。

部屋のリモコンとは度々行方不明になるものであります。

残念ながらこの時はどれだけ探しても見つからず、諦めてリモコンだけ買いなおそうかなと思い始めました。

しかし、買いなおしたリモコンが再び行方不明になることも考えられるため、別の方法を検討することにしました。

問題に対する自分のアプローチ

そうして最終的に私が作成したのは部屋の中に赤外線を送受信できるサーバーを設置し、そのサーバーにスマホから指示をだして照明を操作するというシステムです。

サーバーにはraspberry piを使用し、赤外線に関しては既製品のraspberry pi用モジュールを使用することで対応しました。

このモジュールの存在はソフトウェア畑の人間である私としてはとてもありがたいものでした。

iPhoneアプリを実機で動かすために中古のiMac mini を買いに走ったりappleの開発者アカウントを取得したり予想外に高く付きました。

iMac mini は4万円ほどで開発者アカウントは1年間で99ドルになります。

また、raspberry pi は一式で2万円ほどです。

ここで、該当の照明のリモコンの値段は2268円(2021/04/09アマゾン調べ)であることを考えると……

アプローチの結果

赤外線で操作できればなんでも動かせるので、エアコンを家の外からも操作できたのは嬉しい誤算でしたね。

さらには操作予約機能も追加し、10年以上前の家電が最新のスマートホームみたいな使い方をできたときは思わずニヤニヤしました。

結果を振り返って

この件に関しては非常に多くの分野をまたぐ実装になりました。

未知の分野に関してはトライ&エラーの連続でしたが、新しいことができるようになっていくのは楽しかったです。

そして、完成した時の達成感は得難いものであると感じました。

まとめ

今回の記事で私が伝えたかったのは、私は必要があれば技術も投資も惜しまないタイプのオタクであるということです。

そうすることが結果として自分の成長や楽しみにつながるということを知っているからです。

 

前述のシステムの更なる詳細については、またどこかでお話する機会があるかもしれませんが今回は自己紹介メインなのでこのくらいで。